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French F4 2022
Round 7

荒尾創大と野村勇斗が初シーズンの締めくくり、ポール・リカール・サーキットに挑む

fr Paul Ricard

HondaのRed Bullジュニアドライバー・荒尾創大は、フランスF4総合優勝をかけてシーズン最終戦に挑みます。

荒尾創大と野村勇斗が初シーズンの締めくくり、ポール・リカール・サーキットに挑む

フランスF42022年シーズンの第7戦となる最終戦は、フランスGPの舞台、ポール・リカール・サーキットで開催されます。

ホンダ・レーシングスクール(HRS)の卒業生であり、Hondaの若手ドライバー育成プログラムであるホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)と、両名のキャリアをサポートするRed Bull Racing F1チームを代表して挑む荒尾創大と野村勇斗は、GPデビューシーズンをいい結果で締めくくろうと意気込んでいます。

16歳の荒尾は、2020年に岩佐歩夢がタイトル獲得して以来、初のHondaジュニアドライバーによるフランスF4総合優勝が十分に狙える位置にいます。21レース中18レースが終わった時点で183ポイントを獲得した荒尾は、ポーの市街サーキットで優勝、またポールポジションも1回獲得しています。

現在3位の荒尾がタイトルを獲得するためには、今週末3レースとも優勝、ポールポジション3回でさらに3ポイント獲得、そしてファステスト・ラップを取り、さらには現在1位、2位のドライバーがノーポイント、または少ないポイントを獲得することが必要となります。

HFDPチームメートで同じく16歳の野村は、今シーズン2勝を挙げ、現在6位。今シーズントップ5を狙う野村は、荒尾と共にF4シーズンの締めくくりに向けてポール・リカールでのテストと、シミュレーターでのサーキット習得で備えます。

フリー走行と予選は金曜日の午前に行われ、その後現地時間11:50にレース1、16:15にレース2と、全長5.842kmのサーキットで開催されます。今シーズン最後のレースは、日曜日の10:10にスタートします。


Souta Arao
Souta Arao 33
FFSA ACADEMY
今週末に向けた準備はできていると思います。ポール・リカールでテストもやっていますし、シミュレーターも使っています。テスト中はいい調子でしたが、前回はテストはよかったもののレースはよくなかったので、その時になってみないと分からない面もあります。シミュレーターでは思い通りに走れたので、いい結果につながればと思います。コーナー12と13が難関だと見ています。クルマのバランスが崩れやすい場所で、あまりプッシュするとタイムロスにつながるので、慎重に走る場所だと思います。シーズン最後のイベント、最後のレースで、現実的に見ると総合優勝はほぼあり得ないと思いますが、ギブアップせず、全力でタイトルを取りに行きます

Yuto Nomura
Yuto Nomura 15
FFSA ACADEMY
今シーズン最後の3レースなので、今シーズンのベストリザルトを狙いに行きます。F1が開催されたサーキットで走ることを楽しみにしています。オーバーテイク・スポットはいくつもあるので、いいレースになると思います。 
7月にポール・リカールでテストしたときは、フィーリングもよかったので、トップを狙いに行きます。シミュレーターでも練習したので、その成果を結果で示そうと思います。セクター3が一番難しい場所で、回り込むコーナーが多いので、マシンコントロールが重要となります

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