Race 1
French F4 2026
Round 1

土橋、フランスF4デビュー戦で3位表彰台

fr Circuit de Nogaro

2026年フランスF4選手権に参戦している土橋皇太(つちはし・こうた)が、ノガロで行われた開幕戦に出場し、レース1で3位表彰台を獲得。レース3でも4位に入り、ランキング4位につけました。

土橋、フランスF4デビュー戦で3位表彰台

■土橋皇太略歴

土橋は2025年、HRS(ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿)を首席で卒業し、スカラシップを獲得しました。2026年からはHondaの育成プログラム「ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」に加入し、フランスF4選手権に参戦しています。

■フランスF4

FFSA(フランス・モータースポーツ連盟)アカデミーが主催するフランスF4は、ピエール・ガスリーやイザック・ハジャーなど数多くのトップドライバーを輩出し、2020年に岩佐歩夢、2024年に加藤大翔がチャンピオンを獲得しています。

2026年のフランスF4選手権は、開幕戦ノガロを皮切りに、ポールリカールまで全6大会18レースで構成されます。各大会は3レース制で、スターティンググリッドには独自のルールが採用されています。レース1は予選のベストタイム順、レース2は予選トップ10選手を逆順に並べたリバースグリッド、レース3は予選で記録した2番目に速いタイム(セカンドベスト)順でスタートします。

■予選

今大会には14カ国から若手ドライバーが参戦し、10人の女性ドライバーも含む32台のマシンが並びました。イースターの週末に開催されたレースには数千人の観客が詰めかけ、かつてないほどの人気を博しました。

公式予選は気温20℃を超える好天の下で行われました。50号車の土橋は6周目に1分26秒466を記録し、インターバルをはさんだ9周目にも1分26秒477をマーク。26秒台のタイムを2本揃える安定した走りを見せました。セッション後半は赤旗による中断でタイム更新はなりませんでしたが、予選ではトップから0.368秒差の6番手、セカンドベストは5番手と、いずれも上位グリッドを確保しました。

■レース1:6番グリッド→3位

日曜日の午前中に開催されたレース1はドライコンディションで行われ、土橋は6番グリッドにマシンを並べました。フォーメーションラップ後に2番グリッドのマシンにテクニカルトラブルが発生してピットインしたことで、土橋の前方には4台のライバルがいる状態で30分間のレースがスタートしました。

スタート直後から各所で激しいポジション争いが繰り広げられる中、土橋は一時4番手に浮上。その後も混戦の中で接触を避けながら5番手をキープしました。さらに上位の1台がスピンを喫したことで4番手へ浮上。セーフティカー(SC)導入後の再スタートでも、3番手のマシンの背後につけてポジションアップの機会をうかがいました。

レースはトップの19号車が逃げる展開となり、2位に2.725秒差をつけてフィニッシュ。4番手を走行していた土橋は、3台による2位争いに食らいつき、2位まで0.452秒差の4位でチェッカーフラッグを受けました。

レース後、3位の選手に20秒のペナルティが科され、土橋は1つ順位を上げて、デビュー戦で3位となりました。

■レース2:5番グリッド→スタート前にトラブル、ピットレーンスタート→16位

午後に行われたレース2は、予選ベストタイム順のトップ10がリバースグリッドとなるため、土橋は5番グリッドからスタートする予定でした。しかしスタート直前のグリッド上でマシンの状態確認が必要となり、ピットへ戻ることとなりました。ピットでのチェックの結果、マシンに大きな問題はなくレースに復帰。ピットレーンからのスタートとなり、最後尾31番手から追い上げる展開の中で、多くの実戦経験を積むレースとなりました。

レースは序盤から接触やコースアウトが相次ぎ、30分のレース中に3度のSCが導入される荒れた展開となりました。土橋は混乱の中でも冷静に対応し、再スタートのたびにポジションを上げ、安定したペースで着実に順位を回復していきました。

レース1が19周だったのに対し、レース2はSCの影響で15周と短縮されました。その中で土橋は31番手から16位まで追い上げてフィニッシュ。レース1に続き、上位争いが可能な競争力を示しました。

■レース3:4番グリッド→4位

大会最終日となった月曜日の午後も好天となり、レース3は気温27℃のドライコンディションでスタートしました。

土橋は4番グリッドからスタートし、1周目に中団グループの1台がストップしたことでSCが入り、再スタート後はトップ4台が5番手以下に徐々にギャップを築いていく展開となりました。

土橋はレース序盤から中盤にかけてトップ3台にしっかりと食らいつき、オーバーテイクのチャンスを伺い続けました。しかしチャンスは訪れないまま終盤を迎え、4位をキープしたままフィニッシュ。12ポイントを獲得しました。

土橋は開幕大会で合計27ポイントを獲得し、シリーズランキング4位となりました。

2026年フランスF4選手権・第2大会は5月15日(金)~17日(日)の3日間、フランスのディジョン・サーキットで開催されます。第1大会で表彰台、さらに優勝が十分期待できる速さを見せた土橋の、さらなる飛躍が期待されます。


Kota TSUCHIHASHI
Kota TSUCHIHASHI 50
FFSA Academy
予選ではいくつか小さなミスはあったものの、全体としては安定した走りを見せ、レース1は6番手、レース2とレース3は5番手からのスタートとなりました。

レース1では、初レースということもあり序盤は緊張しましたが、スタートでポジションを上げ、その後は安定したペースで走行し4位でフィニッシュしました。さらに前車にペナルティが科されたことで、最終的に3位を獲得することができました。

レース2では、リバースグリッドの5番手スタートから上位進出のチャンスがありましたが、グリッド上でエンジントラブルと誤認してしまいエンジンを停止。その影響でピットレーンに戻され、最後尾からのスタートとなりました。途中でリタイアしタイヤを温存する選択肢もありましたが、今回は経験を優先し、最後まで走り切って16位でフィニッシュしました。

レース3では気温が大きく上昇する中、タイヤマネジメントを意識した走りを展開しました。セーフティカーが2度導入されたこともあり、もう少し早い段階でペースを上げる余地はあったと感じていますが、最終的には4位でレースを終えました。

初めてのフランスF4で3位を獲得し、混戦の中でのバトルも経験できたことは大きな収穫となりました。一方で課題も明確になったので、次戦5月15日〜17日のディジョン大会に向けて引き続き改善に取り組んでまいります。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。


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©KSP Reportages





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