加藤、6番手スタートからの快走でFRECA2度目の表彰台を獲得
Hondaの育成ドライバー加藤大翔は6番グリッドから力強いレースを展開し、今シーズンFRECAで2度目の表彰台を獲得しました。

7月18日〜20日、フランスのポール・リカール・サーキットにて、2025年フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン・チャンピオンシップ by アルピーヌ(FRECA)第5戦が開催され、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)所属の加藤大翔(かとう・たいと)が出場しました。
予選は2グループに分かれて行われ、加藤はAグループに出走。予選1ではトップとの差0.3秒で3番手、予選2では6番手タイムを記録しました。
レース1:6番手スタート→3位表彰台
6番グリッドからスタートした加藤は好スタートを決めてオープニングラップ終了時点で4番手に浮上。2周目終盤にはクリーンな追い抜きを見せ、さらに1つ順位を上げて3番手につけました。その後は背後からの激しいプレッシャーを受けながらも集中を切らさず、順位を守りきってフィニッシュ。第2戦スパ・フランコルシャンでのレース2以来となる、今季2度目の表彰台を獲得しました。
レース2:12番手スタート→13位(暫定)
12番グリッドからのスタートとなった加藤は2周目に一時13番手へと後退しましたが、そこから再び追い上げに転じました。レース中盤には赤旗中断となり、その後セーフティカー先導でレースが再開されました。残り14分でグリーンフラッグが振られると、加藤選手は攻勢をかけ11番手まで浮上。しかし最終ラップ直前で1つ順位を落とし、12位でチェッカーを受けました。
レース後、ターン12でコース外に出た際にカーナンバー6を追い越してアドバンテージを得たと判断されたため、ペナルティが科され、最終順位は13位となりました。
次戦のFRECA第6戦は、8月1日〜3日にイタリア・イモラ・サーキットで開催されます。全10戦で争われる2025年シーズンも折り返しを迎え、後半戦がいよいよスタートします。
ペナルティ
*: 1ポジションダウン。
**: 2ポジションダウン。(CAR #5は2ペナルティ)
















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