Race
F1 2024
Round 18

シンガポールGPでフェルスタッペンが2位表彰台

sg Marina Bay

9月22日(日)、第18戦シンガポールGPの決勝がマリーナ・ベイで行われ、HondaがTeam PartnerとしてサポートしているOracle Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが2位、チームメートのセルジオ・ペレスが10位でフィニッシュしました。

シンガポールGPでフェルスタッペンが2位表彰台

Visa Cash App RB Formula One Teamの角田裕毅は12位、ダニエル・リカルドは18位となりました。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
2位は十分にいい結果だと思います。スタートはうまく決まりましたが、スタートした側の路面にあまりグリップがなく、第1コーナーへ思い通りに飛び込めませんでした。そして、最初のスティントではタイヤのデグラデーションがとても大きかったです。残念ながらレースを通して優勝争いができるほどのペースがなく、タイヤマネジメントをしながら自分のレースをすることに集中しました。このサーキットとの相性はあまりよくないと分かってはいたものの、思ったようなペースにならなかったため改善が必要だとは思います。しかし、この大会でのダメージは最小限に抑えられたのではないでしょうか。もちろん、常に上を目指しているので、今後のために改善策を見つけたいと思います。次戦のオースティンまで数週間あるので、マシンのパフォーマンスとバランスの改善に努め、ポイントの取りこぼしがないように、優勝を目指して戦います。今日は結果的に前進できました。もし先週の私が、シンガポールGPで2位になれると聞いたらとても喜ぶと思います。そのぐらい、今日の結果はポジティブに捉えています。

Sergio Perez
Sergio Perez 11
Oracle Red Bull Racing
今日は残念な結果になってしまいました。スタートはよかったのですが、カルロス・サインツ選手(フェラーリ)がしたようなアンダーカットを私たちはできませんでした。スタートで3つポジションを上げることができましたが、その後は難しいレースになりました。戦略的にうまくいかず残念です。マシンが跳ねることと、バランス面でかなり苦労をしたので、取り組まなくてはいけない問題があるようです。フランコ・コラピント選手(ウィリアムズ)とニコ・ヒュルケンベルグ選手(ハース)をオーバーテイクするのは不可能に近かったです。なにが問題かは理解しているので改善の余地はありますが、私たちにとって非常に難しいサーキットでした。今後は相性のいいサーキットもあるので、シーズン残りのレースに向けていいパッケージを準備して挑みたいと思います。

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Visa Cash App RB Formula One Team
スタートで何台かに追い抜かれポジションを落としてしまい、とても悔しかったです。最初のスティントはできる限り引き延ばしていたのですが、ミディアムタイヤで33周を走行するのはとても大変でした。私たちにとって有利になるようセーフティカーを待っていましたが、結果的にクリーンなレースとなり、セーフティカーが入ることはありませんでした。フレッシュなソフトタイヤへ変更したら、ミディアムタイヤで走っていた時よりいい感触で走れました。今日の問題はスタートで、それがポイントを逃した大きな原因だったと思います。

Daniel Ricciardo
Daniel Ricciardo 3
Visa Cash App RB Formula One Team
厳しいレースでした。昨日の予選で後方からのスタートとなってしまい、今日は戦略的に戦わなくてはなりませんでした。ソフトタイヤでスタートし、機会を探りながら積極的に攻めて走りました。オーバーテイクが難しいレースで、大きく順位を上げる選手はあまりいませんでした。我々は総じて速さが足りず、角田選手もポイントを逃してしまいました。終盤にファステストラップを狙えるチャンスがあって、それをものにできてよかったです。そして、ファン投票によってドライバー・オブ・ザ・デイを獲得できたことをとても光栄に思います。


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