Race
F1 2024
Round 17

フェルスタッペンがアゼルバイジャンGPで5位

az Baku City Circuit

9月15日(日)、第17戦アゼルバイジャンGPの決勝がバクー・シティ・サーキットで行われ、HondaがTeam PartnerとしてサポートしているOracle Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが5位、Visa Cash App RB Formula One Teamのダニエル・リカルドは13位でレースを終えました。

フェルスタッペンがアゼルバイジャンGPで5位

Oracle Red Bull Racingのセルジオ・ペレス、Visa Cash App RB Formula One Teamの角田裕毅はリタイアとなりました。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
今日のレースはクラッシュがあり最悪のケースとなってしまいましたが、一番大事なのはペレス選手が無事だったことです。レースではランド・ノリス選手(マクラーレン)とアレクサンダー・アルボン選手(ウィリアムズ)の後につかえてしまい、バランスに問題が発生し、マシンがはねる現象が起こり地面との接触が減ってしまいました。予選前の変更による問題がまだ残っており、今日はその代償を払うことになってしまいました。普段は予選前に変更を行うことで改善につながるのですが、うまくいかない場合のリスクも負う必要があります。改善方法はあったのですが、気づくのが遅すぎました。最初の変更はポジティブでよい方向に進めることができていたのですが、予選前の変更がすべてを一転させてしまいました。タイトル争いはまだ終わっていないので、チームとともに引き続き最善を尽くします。チームとして勝つか負けるかのシンプルな戦いを、私たちは決してあきらめません。

Daniel Ricciardo
Daniel Ricciardo 3
Visa Cash App RB Formula One Team
タフなレースでした。スタートはよく、前方ではミディアムタイヤのマシンたちが苦戦をしていたので、追いつくことができました。ハードタイヤを履いていたのでロングランを走ってペースを見つけようとしていました。しかし数周走るとグレイニングが多く発生し10周以上にわたって悪化したため、ペースを落としてしまいました。ほかのマシンはグレイニングをうまく解消していたようでしたが、私たちはより時間がかかりました。その後はまた少しペースを取り戻すことができましたが、順位を大きく落としてしまいました。このようなグレイニングは経験したことがなく、ラップタイムの振れ幅は最大4秒にもなりました。なぜこのような長い間多くのグレイニングが発生していたのか、原因を追究しなければなりません。次戦のマリーナ・ベイ・ストリートサーキットは好きなサーキットなので、よい週末になることを願っています。

Sergio Perez
Sergio Perez 11
Oracle Red Bull Racing
今日はとても残念な結果で終わってしまいました。カルロス・サインツ選手(フェラーリ)は一番接触を避けたい相手でしたし、2人とも最悪の週末となってしまいました。十分なスペースをお互いに空けて第2コーナーを立ち上がったと思っていましたが、シャルル・ルクレール選手(フェラーリ)がインに入り、サインツ選手はその後ろでトウを使おうとしていました。彼がスピードを上げ急に動いたところ、私のフロントタイヤと接触したことでレースを終えることになってしまいました。この週末をかけてチームのみんなが力を尽くしたことを考えると、今日の結果は受け入れ難く、チームにとっても選手権争いにとっても残念な結果になり、チームにたいへん申し訳なく思っています。しかしこの週末でペースを取り戻せたように感じましたし、再び戦えるマシンに戻すことができました。優勝争いができていましたし、いい結果を期待できていたことが今日の成果だったと思います。これからも改善に向けて努力し、今後のレースでは力強い走りができることを願っています。

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Visa Cash App RB Formula One Team
2大会連続でリタイアとなってしまい、とても悔しいです。レースはあまりにも短く終わり、難しいとは感じていましたがなにが起こるか分からない市街地レースで、ポイント獲得のチャンスを失ってしまいました。12番手は理想的なスタートポジションではなく、ダメージを受けるリスクも多くありました。予選でトップ10入りを果たせば、よいスタートも切れたはずです。コース上で起こったことについては、ランス・ストロール選手(アストンマーティン)は必要のない動きを取ったのではないかと感じています。あのように「なにも失うものはない」かのようなアプローチの仕方をして彼がなにをしたかったのかは分かりませんが、彼にとって楽な状況をつくるつもりもありませんでした。期待していたレースの終わり方ではありませんでしたが、次戦のシンガポールでは強くなって戻ってきます。


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