よくも悪くもあった予選でした。予選Q1と予選Q2はとても感触がよく、セッション中もいいラップを走ることができました。しかし予選Q3ではバランスに苦戦してしまい、前のセッションと比べるとアンダーステアが多く出てしまったため、コーナーで思ったようにアタックできませんでした。初めてのことなので理由が分からないのですが、明日9月1日(日)の決勝に向けて解析に努めます。この週末の一番大きな課題は、リアからフロントまでの安定したバランスを見つけることです。明日は誰にとっても難しい日になるでしょう。もちろん私たちにとって今日よりもポジティブな日になることを願いますが、現時点ではまだどうなるか予想ができません。

このサーキットでは、私たちが抱える問題が浮き彫りになったように思います。マシンのバランスを失ってしまったようで、このダウンフォースレベルではさらに苦戦をしています。予選Q3はスクラブタイヤではとてもよい走りができたのですが、ニュータイヤに履き替えた途端に調子が一転してしまいました。その原因を解明する必要があります。予選Q3の最終ラップはうまくいかず、少し行きすぎてしまいました。フェルスタッペン選手が背後にいると分かっていたので、彼がスリップストリームを使えるように努力しましたが、あまり効果がなかったようです。パフォーマンスに乏しく、私自身はもちろんですが、チームとしてもとても残念です。今のマシンはとてもセンシティブで、これは私たちが直面している一番の問題だと思います。バランスで苦戦をしていて、マシンはギリギリの状態で保たれている状況なので、いろいろなことが試せずにいます。しかし、重要なのは明日どれだけよいレースができるかということなので、チームのモチベーションを上げて前向きに取り組みたいと思います。ロングランでのペースはいいので、明日はチーム2台でできる限り多くのポイントを獲得して、ダメージを最小限に抑えたいです。

今日は最善を尽くした結果、満足のいく走りができました。今朝フリー走行を走ってみて、予選Q3に進むことは難しいだろうと予想していましたが、もう少しのところまで行けたことはポジティブだったと思います。できることはすべてやったので、自分のラップには満足しています。残念ながら十分な結果ではありませんでしたが、僅差の戦いになっています。8位から20位までのマシンが接戦になっているので、明日は厳しいポイント争いが繰り広げられるでしょう。誰もハードタイヤを試していないので、レースではどのようなパフォーマンスをみせるか分かりません。ここはペースがあればオーバーテイクできるサーキットなので、明日はポジションを上げられるよう最善を尽くします。

今日はタフな一日でした。昨日はだいぶペースで後れを取っていましたが、セッションごとに中団のマシンとの差を縮めることができました。週末を通してマシンの扱いが難しく、フラストレーションを感じています。また、不明なことがいくつかあるので、今の状況を理解しなくてはなりません。予選でのラップには満足しているのですが、この週末はペースが足りていないと感じているので、なにかが欠けているのだと思います。それぞれのマシンで違いがあるので、学べることも多くあるはずです。明日は全力を尽くして戦います。