フェルスタッペンがオーストリアGPでスプリントのポールポジションを獲得

今日はポジティブな一日になりました。好スタートが切れたし、マシンも的確な方向に進めることができて満足しています。フリー走行ではセンサーに少し問題がありましたが、すぐに解決できました。マシンは本当に強く、プッシュすることができました。このサーキットの要である高速走行も問題はなく、明日もこの調子を維持したいと思います。もちろん改善できる部分はまだあるので、今夜解析を続けます。明日のスプリントでは、決勝でマシンのペースがどうなるかを早めに知ることができると思います。総合的にこのレースウイークでいいスタートが切れたことは間違いないので、残りの週末を楽しみにしています

フリー走行1からスプリントの予選までは、順調に進んでいたと思います。今日は集団の中で走り、特にスプリント予選(SQ)3ではエステバン・オコン選手(アルピーヌ)が前にいたので力を発揮できませんでした。彼は前方との間に大きなギャップがありました。私たちは限界まで時間と戦いましたが、結局私はトップと1秒ほどの差でチェッカーを受けました。今日はいいペースがあったにもかかわらず、残念ながらどうすることもできない状況によってそれを最大限に活かすことができませんでした。明日はチームのホームレースでばん回して、さらにいい一日となるよう信じています

今日の結果には満足していません。SQ1の最終セクターで起こったスピンが、SQ2へ影響してしまったことは間違いありません。プッシュしすぎてしまったことにより第7コーナーで限界を超えてしまい、第10コーナーでスピンする前にはフロアにダメージを負っていたと思います。ドライビングを変えなくてはならない中でのSQ2は、理想的な状況ではありませんでしたが、自分の責任なので受け止めています。気持ちを切り替えて前に進みます

このサーキットは1周が短いので、いつもトリッキーな展開になります。フリー走行1からかなり変更を加え、まだマシンのパッケージについて学ぼうとしている途中でしたが、わずかな差でSQ2へのチャンスを逃してしまいとても悔しいです。SQ1の2周目は間違いなく1周目よりよかったと思いますが、まだいくつか微調整が必要だと思います。改善できたと思いますが、さらにバランスを取る必要があるかもしれません。スプリントでよりマシンへの理解を深めることができるよう、前向きに進めたいと思います