Race
F1 2024
Round 9

カナダGPでフェルスタッペンが通算60勝目を達成

ca Circuit de Gilles-Villeneuve

6月9日(日)、第9戦カナダGPの決勝がジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われ、HondaがTeam PartnerとしてサポートしているOracle Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが、通算60勝目となる今季6勝目を挙げました。Visa Cash App RB Formula One Teamのダニエル・リカルドは8位でフィニッシュしました。

カナダGPでフェルスタッペンが通算60勝目を達成

Visa Cash App RB Formula One Teamの角田裕毅は14位、Oracle Red Bull Racingのセルジオ・ペレスは残念ながらリタイアとなりました。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
とても実りある優勝になりました。今日のようなレースはなにが起こるか分からないので、楽しんでレースをすることができました。天候が悪かったため、簡単にミスをしやすい状況でした。走行ラインから少しでも外れると、コースアウトして壁に衝突してしまうので、より集中して走らなければなりませんでした。それでも、チームは落ち着いていて、ベストなタイミングで正しい判断をしてくれました。過去のレースでは今日のようなコンディションでもいい結果を残しているので、自信を持って挑むことができました。セーフティカーは時に有利にも不利にも働きますが、今日は運がよかったようです。終盤にスリックタイヤに変えてからはマシンのペースはとてもよく、最後まで維持することができました。タフなレースウイークでしたが、60勝目を挙げることができたことを誇りに思います

Daniel Ricciardo
Daniel Ricciardo 3
Visa Cash App RB Formula One Team
このレースウイークは、はじめからいいスタートを切ることができました。今日は荒れたレースとコンディションだったので、ポイントを獲得できてうれしいです。ジャンプスタートでペナルティーを受けた時はすこし混乱してしまいました。ライトが消える前にスタートしたつもりはありませんが、スタート中にマシンが動いた感覚があったような気がしました。原因を追究しますが、今日はこのことが足を引っ張ってしまいました。ピットインしてインターミディエイトタイヤに変更しましたが、ほかのマシンたちからポジションを奪われてしまい、ニュータイヤをうまく活かすことができませんでした。ポイント圏外となってしまいましたが、ミディアムタイヤに履き替えて走行していたレース終盤に路面がだんだんと乾いてきて、トップ10内までにポジションを取り戻すことができました。後方グループとの差を広げることができて、かなりうまく進められたのでいい週末になりました

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Visa Cash App RB Formula One Team
今日は自分のミスでした。チームに申し訳ないと思っています。古いインターミディエイトタイヤで走るのは簡単ではありませんでしたが、悪くはなかったと思います。チームは正しい戦略を立てて、すばらしい仕事をしてくれました。タイヤを交換するタイミングの判断もよかったと思います。少なくとも、フリー走行から予選までは状況がよかったと思いますが、残念な結果になってしまいました。とにかく結果を出したかったです

Sergio Perez
Sergio Perez 11
Oracle Red Bull Racing
最近の流れがあまりよくないので、今後の数週間で調子を取り戻せるように努力します。1周目にピエール・ガスリー選手(アルピーヌ)と接触してフロントウイングにダメージを負って、最初のスティントで勢いを失ってしまいました。レースの大半は乾いた走行ラインが1本しかなく、追い抜くことが難しい状況でした。後半に路面が乾きはじめましたが、装着していたインターミディエイトタイヤを少し使いすぎてしまいました。新しいインターミディエイトタイヤに変更しフロントウイングを交換するとペースを取り戻すことができましたが、それでも追い抜くのは困難でした。第6コーナーで濡れていた箇所にタイヤが乗ってしまい、ブレーキを踏むことができずマシンを制御できませんでした。ここ数週間はとても厳しいレースウイークになっていますが、気持ちを切り替えてこのような週末から学んでいきたいと思います。予選後にいくつか問題を見つけたので、それがなければもっと上位を狙えたと思います。次戦のスペインGPでは、シーズン序盤のころのような調子を取り戻すことを願っています。今後は相性のよいサーキットでのレースもあるので、前向きに取り組んでいきます


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