Race
F1 2024
Round 8

モナコGPでフェルスタッペンが6位、角田が8位でフィニッシュ

mc Circuit de Monaco

5月26日(日)、第8戦モナコGPの決勝がモンテカルロ市街地コースで行われ、HondaがTeam PartnerとしてサポートしているOracle Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが6位、Visa Cash App RB Formula One Teamの角田裕毅は8位につけました。

モナコGPでフェルスタッペンが6位、角田が8位でフィニッシュ

Visa Cash App RB Formula One Teamのダニエル・リカルドは12位、Oracle Red Bull Racingのセルジオ・ペレスは残念ながらリタイアとなりました。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
もちろんペレス選手が無事だったのが一番大事なことです。不運にもペレス選手のマシンはダメージが大きかったようですが、幸運にもペレス選手自身にケガはありませんでした。赤旗によって私たちの計画は振り出しに戻ってしまい、ただ最後までタイヤマネジメントをしながら走っただけで、ピットストップでもさほど状況は変わりませんでした。最後までタイヤをもたせるために速度を落とさなくてはならず、2周ほどジョージ・ラッセル選手(メルセデス)を追い抜こうとしましたが、とても困難でした。マシンの感触もあまりよくなく、予選でのペースもなかったようです。私たちにとってあまりできることがなく、つまらないレースで終わってしまいました。あまりよくない週末でしたが、弱点を知ることができたのはポジティブですし、解決できればタイムの改善につながるはずです。昨年のようなシーズンは滅多にないので、現実をしっかりと見て、引き続きチームとして努力し、ここから立て直していきます

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Visa Cash App RB Formula One Team
とても長いレースでしたが、計画通りに進めなくてはなりませんでした。少しフラストレーションはたまりましたが、ペースを平静にマネジメントしながら走りました。どんな状況にも対応できるようタイヤとペースをコントロールしながら、最大限の力で走れたと思います。最後の数周はフルプッシュの許可が出たので楽しかったのですが、同時に無事にレースを終えたかったので、そこまで無理せずに走りました。重要なのは順調にポイントを獲得できていることです。チームとして力強いレースウイークにでき、とてもポジティブな週末になりました。力を尽くしてくれたチームに感謝しています

Daniel Ricciardo
Daniel Ricciardo 3
Visa Cash App RB Formula One Team
昨日の予選を経て、今日のようなレースのために気持ちを整えてきました。予選の結果により前方にいられなかったということは、レース中は今日のように誰かのペースに巻き込まれる可能性が高いということです。最初のスタートは、今シーズンで一番のスタートだったと思います。しかし2度目のスタートは、前方のフェルナンド・アロンソ選手(アストンマーティン)がタイヤをもたせるために必死だったのが見え、難しい状況になると気づきました。アロンソ選手にプレッシャーをかけ続けましたが、アロンソ選手はもちろん経験豊富な選手ですし、モナコでオーバーテイクを可能にするには大きなミスが必要になります。今日は2周だけクリーンエアーでプッシュすることができ、とても楽しく走ることができました。しかしそれ以外の時は、辛抱強さが必要なレースでした。多くのポジティブなことがこの週末にはあったものの、個人的にはとても残念なレースウイークでした。モントリオールは好きなサーキットなので、よいレースにできるよう最善を尽くします。シャルル・ルクレール選手(フェラーリ)が、今までここモナコではいろいろな経験をしてきたと思いますが、初めてホームレースで勝つことができて、私もとてもうれしいです

Sergio Perez
Sergio Perez 11
Oracle Red Bull Racing
スタートでハースの1台に追い抜かれ、第1コーナーをアウトから進入していたところ、ニコ・ヒュルケンベルグ選手(ハース)と接触し、クラッシュが起こってしまいました。オンボードでも確認できるように、ヒュルケンベルグ選手が来ているのをミラーでは確認することができませんでした。あれは無理な動きだったのではないかと思いますし、大きなダメージにつながった危険なアクシデントでした。とても大きなクラッシュで、私たちのマシンは大破となったにもかかわらず、審議の対象にならなかったのはとても残念です。あの時点で起こるべきことではなかったですし、もっとよいグリッドポジションからスタートできていれば、あのアクシデントは起こらなかったでしょう。マシンに大きなダメージを負いましたが、私自身はヒジにかすり傷ができたぐらいで無事でした。F1の安全性がとても進歩しているおかげです。このレースウイークはフラストレーションがたまりましたが、チームを信じてマシンを任せて、次戦のカナダGPでは再びよいレースができることを願っています


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