Race
F1 2024
Round 7

エミリア・ロマーニャGPでフェルスタッペンがポール・トゥ・ウイン

it Imola

5月19日(日)、第7戦エミリア・ロマーニャGPの決勝がイモラ・サーキットで行われ、HondaがTeam PartnerとしてサポートしているOracle Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンがポール・トゥ・ウインで今季5勝目。チームメートのセルジオ・ペレスは8位となりました。

エミリア・ロマーニャGPでフェルスタッペンがポール・トゥ・ウイン

Visa Cash App RB Formula One Teamの角田裕毅は10位。チームメートのダニエル・リカルドは13位でレースを終えました。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
今日のレースはとても接戦でした。ここまでいいペースは期待していなかったのですが、ミディアムタイヤではとても好調でした。しかしハードタイヤに履き替えるとドライビングが少し難しくなり、タイヤのグリップがさらに低くなってしまい、思った通りにはいきませんでした。最後の10周はランド・ノリス選手(マクラーレン)を抑えながらタイヤをもたせるのに必死で、さらにトラックリミット違反でペナルティーが迫っていたので、集中して走る必要がありました。最後まで残りの周回を数えていたので、チェッカーを受けた時はとても安心しました。レースウイークのスタート時の状況を考えると、本当にすばらしい結果になりました。まだ改善する点はありますが、モナコGPがとても楽しみです

Sergio Perez
Sergio Perez 11
Oracle Red Bull Racing
予選の結果から、今日は難しいレースになると予想していました。イモラはオーバーテイクが難しいサーキットなので、今日はこれが精一杯でした。特に第1スティントの序盤でトラフィックにはまってしまい、ハードタイヤではバランスを調整する余裕もありませんでした。今週末はマクラーレンに速さがあることは分かっていましたが、マックスはここ最近で一番のレースをしたと思います。チームとしてすばらしい結果になりました。次戦に向けて分析することはありますが、次のモナコGPが楽しみです。好調なシーズンを過ごせているので、再びいい流れを取り戻せるよう願っています

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Visa Cash App RB Formula One Team
チームにとってはホームレースで、たくさんのファンの皆さん、そしてファクトリーのみんなの前でポイントを獲得できてとてもうれしいです。スタートでニコ・ヒュルケンベルグ選手(ハース)にポジションを奪われて、出遅れてしまいました。ストレートで速いヒュルケンベルグ選手の後ろから抜け出したかったので、彼よりも先に予定より早くピットインしました。一番の正念場でしたが、私たちの戦略でうまく対応ができたと思います。第2スティントが長くなり、最後の15周ではハードタイヤのマネジメントがとても大変でしたが、チームがうまく対応してくれました。スタートが改善すべき一番の課題だと思います。マシンが持つポテンシャルを十分に引き出して、さらに一歩先に進めるよう改善に努めます。次戦のモナコGPがとても楽しみです。努力してきたことが結果に表れているので、今後もパフォーマンスを最大限に発揮できると信じています

Daniel Ricciardo
Daniel Ricciardo 3
Visa Cash App RB Formula One Team
スタート手順はなにも間違っていなかったはずでしたが、残念ながらスタートでポジションを落としてしまい、結果的にポイントを逃しました。ポイント圏内からすぐに外れてしまい、安定性に欠けていたように感じたので、チームと原因の追求に努めなくてはなりません。レースでは他車との隊列の中で走ることになり、ダーティーエアーの中は、苦労しました。これは私たちのマシンの弱点でもあります。前方がひらけた状況では悪くないペースで走れていたと思いますが、トラフィックにはまった瞬間に苦戦してしまいました。中団で走っていると、小さなことが影響してきます。予選でよりよいポジションを獲得するために努力してきたので、決勝のスタートをより確実なものにすることが重要だと思います。角田選手と私がスタート時にヒュルケンベルグ選手の前をキープできていたら、レース終了までポジションを守れたでしょうし、集団の対処もうまくいって、違うレース展開になったのかもしれません。私にとって数年ぶりとなるモナコGPがもう来週に迫っているので、今は気持ちを切り替えて楽しみます



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