フェルスタッペンがスプリント予選4番手につける

コース上はとても滑りやすく、タイヤの温度を上げるのにも苦戦し、ちゃんと走行するのが難しい状況でした。マシンをうまくまとめることができず、まるで氷の上を走行しているかのような感覚でした。そのような状況の中で、このスプリント予選の結果は納得のいくものだったと思います。ドライコンディションでのマシンの反応はよかったのですが、ウエットコンディションでは手応えを感じることができませんでした。毎回、計画通りに物事が進むわけではありません。このサーキットはターマックのペイントの都合上、イン側からスタートするのが優位とはいえないので、よいスタートを決めることが重要です。スプリントレースは1セットのタイヤで長いスティントを走ることになりますが、それがスプリントレースをおもしろくする要素だと思います

序盤はうまくいっていたのですが、トラフィックと後退していったマシンたちに影響されてしまいました。最終ラップは順調だったのですが、残念ながらトリッキーな最終コーナーがうまくいかず、はみ出してしまいました。スプリントレースでのフロントロー獲得とはなりませんでしたが、よい位置につけていると思います。今日は走行を開始してすぐに手応えが感じられ、マシンの感触もよかったので、今はどのようなコンディションでも力を発揮できると思います

14番手という結果は決して喜ばしいものではありませんが、今朝のフリー走行でトップ10入りができたので、その点はポジティブな一日だったと思います。何台かはタイヤを1セットしか使っていなかったことは分かっていました。Q3進出は難しいと予想していましたが、いざコース上を走行してみると感触は思っていたよりもだいぶよかったので安心しました。大喜びできるほどではありませんが、あと一歩のところまで走れて、ポジティブな日だったといえるでしょう。このサーキットにはオーバーテイクできるポイントがいくつかあるので、明日のスプリントレースでは順位を上げるチャンスはあると思います。今週はスプリントレースと決勝の2度レースができるので楽しみです

フリー走行からバランスとグリップに苦戦していました。スプリント予選ではフリー走行と違うことを試しましたが、うまくいきませんでした。原因は明確ではありませんが、難しい日であったことは間違いありません。天候や路面コンディションのせいではなく、うまくまとめることができませんでした。こんなに苦戦したのは久しぶりです。まだ走行セッションはあるので、データの収集を続けていきたいと思います。明日の予選はとても重要なので、それまでに改善策を見つけたいです