Race
F1 2024
Round 4

日本GPでOracle Red Bull Racingが1-2フィニッシュ。角田が10位入賞

jp Suzuka

4月7日(日)、第4戦日本GPの決勝が鈴鹿サーキットで行われ、HondaがTeam PartnerとしてサポートしているOracle Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが今季3勝目をマーク。チームメートのセルジオ・ペレスも2位に続き、1-2フィニッシュを飾りました。

日本GPでOracle Red Bull Racingが1-2フィニッシュ。角田が10位入賞

Visa Cash App RB Formula One Teamの角田裕毅は10位で、日本GP初入賞。チームメートのダニエル・リカルドはリタイアとなりました。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
今日は本当に楽しいレースでした。1周目のアクシデントの影響はなく、タイヤマネジメントに注意してレースを進めました。予選前の的確な判断が今日の決勝に活かされ、(リタイアしてしまった)オーストラリアGPの後に勝つことができて本当によかったです。ロングランをあまり走れていなかったのでリズムをつかむまで数周かかりましたが、第2スティントで波に乗れて、レースを通してマシンはだんだんとよくなっていきました。必要な時にプッシュすることができて、タイヤマネジメントもうまくいき、レースをとてもスムーズに進められました。今シーズン3度目の1-2フィニッシュを達成でき、最高の結果になりました。鈴鹿サーキットはいつも最高なコースで、今日はとても満足のいくパフォーマンスができました

Sergio Perez
Sergio Perez 11
Oracle Red Bull Racing
チームにとって、とてもいい日になりました。いいペースで走れてはいたのですが、バランスと路面温度の影響でミディアムタイヤのパフォーマンスを十分に引き出せず、序盤はタイヤのデグラデーション(劣化)に苦戦しました。ランド・ノリス選手(マクラーレン)が早くピットインしたことも影響してしまいました。第2スティントは改善しましたが、トラフィックが多くて大変でした。その後、ハードタイヤに変更してから調子を取り戻すことができたのですが、すでにズレが生じていました。ポジティブな点は、今日の第1スティントのように問題があっても、レース中に改善できるようになったことです。今はいい位置で、とてもいいパフォーマンスを発揮できているので、引き続き改善を続けていきたいです。自信をだんだん取り戻せているので、このままいい流れに乗って、今後のレースを迎えられるはずです。鈴鹿で安定したレースウイークを過ごすことができたので、ポジティブに前へ進めるでしょう

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Visa Cash App RB Formula One Team
レースが終わって、ホッとしています。1回目のスタートでポジションを落としてしまいとても残念でしたが、同時にその後の2回目のスタートに向けて切り替えて集中しました。2回目のスタートはうまくいって、いくつかポジションを上げることができました。今日の大きな見どころはピットストップだったのではないでしょうか。メカニックたちが本当にすばらしい仕事をしてくれたおかげで、2台のマシンを追い抜けました。あのピットストップがなければポイントを獲得することは難しかったので、チームのみんなのおかげだと思っています。日本のファンの皆さんも本当にすばらしかったです! サーキットで直接、またはテレビを通して応援してくれた方々を前に、ホームGPで初めてポイントを獲得できて本当にうれしいです。今日は自信を持ってレースに挑めました。ほかのマシンと比べてストレートスピードが足りないことは分かっていましたが、それと引き換えにダウンフォースがあったので、ダウンフォースが有効に作用するS字区間が唯一のチャンスでした。いいオーバーテイクを何度かできて、とても楽しく走れました。タイヤマネジメントの面では、今までで一番の走りができたように思います。私がモータースポーツを始めたこの場所でのポイント獲得は、とても特別な意味を持ちます。Honda、Red Bull、そしてVisa Cash App RB Formula One Teamの皆さん、そして支えてくれたすべての方々に感謝しています。今日はまるで優勝したような最高の気分です

Daniel Ricciardo
Daniel Ricciardo 3
Visa Cash App RB Formula One Team
昨日は正しい方向性をつかめた感覚があったので、今日はいいレースになると期待していました。1周目のアクシデントはドライバーにとって残念なことで、レースのために高めた集中力とエネルギーが無駄になってしまいます。影響を受けた我々にとっては不運な出来事でした。レーシングアクシデントでしたし、幸いなことにアレクサンダー・アルボン選手(ウイリアムズ)も私も無事でした。ミディアムタイヤでスタートした角田選手と私は、ほかのソフトタイヤのマシンたちに比べてペースが上がらず、スタートに苦戦しました。第2コーナーで少し落ち着きましたが、まだスライドする感覚があり、アストンマーティン(ランス・ストロール選手)がアウト側からやってくるのが見えました。彼に注意しながら、まだ1周目ということもあってコース幅に余裕を残して第3コーナーの進入に向け準備をしていました。そこにアルボン選手が横並びで来て、第2コーナーを私より早く立ち上がったのですが、彼のことが見えておらず接触してしまいました。これがレースなので誰も責めることはできませんが、あの場面ではグリップに大きな差があったと思います。チームには申し訳なかったです。次戦の中国GPはもう目前なので、集中して準備したいと思います


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