Honda RBPTH002

エンジン開発は22年から25年末までの4シーズン凍結されています。Honda RBPTH002は、22年と23年にマックス・フェルスタッペンとOracle Red Bull RacingをF1世界選手権のドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルの連覇に導いたPUに続くものです。

14年以降、化石燃料からの脱却を反映し、Formula 1ではガソリン駆動の内燃エンジン（ICE）とエネルギー回生システム（ERS）をミックスしたハイブリッドPUを採用しています。非常にパワフルで高効率なPUは、まさに現代のF1マシンの心臓であり、魂なのです。

Oracle Red Bull RacingのRB19に搭載されたこのPUは、23年のF1シーズン開幕当初から驚異的なパワーを発揮し、シーズンを通して95.5％という記録的な勝率で歴史を塗り替えました。

マニュファクチュアラー：Honda RBPT (Red Bull Powertrains)

PU名：Honda RBPTH002

構成：ターボチャージャー、MGU-K、MGU-H付き90° V6エンジン 

排気量：1,600 cc (98 cu in)

重量：150kg

最高回転数：15,000 RPM