前年王者F.C.C. TSR Honda Franceが3番グリッドを獲得
Circuit Bugatti, Le Mans4月15日と16日にかけて、2023年FIM世界耐久ロードレース選手権の開幕戦となるル・マン24時間耐久レースがブガッティ・サーキットで開催されます。この伝統の一戦に計6チームのライダーがHonda CBR1000RR-R FIREBLADE SPで挑みます。
明日の24時間レースを前に、F.C.C. TSR Honda Franceはゼッケン1を付けたCBR1000RR-R FIREBLADE SPで予選に臨み、ジョシュ・フック(オーストラリア)、マイク・ディ・メリオ(フランス)、アラン・テシェ(フランス)の3人が出場。昨年同様、予選では2人のベストタイムのみが記録されるルールで、F.C.C. TSR Honda Franceは平均1分37秒764のラップタイムを記録し、3番グリッドを獲得しました。
予選1回目が行われた木曜日は、晴れ間とにわか雨が交互に入り混じる変わりやすいコンディションでした。レッドフラッグでセッションが中断された約30分間、ジョシュ・フックはコースの状態が改善するのを待ち、ベストラップ1分39秒111で4番手となりました。
2人目、マイク・ディ・メリオがコースインした際にはコンディションが改善しつつありました。セッションの序盤でクラッシュを喫したもののすぐに復帰し、1分36秒417で3番手タイムをマークしました。3人目のアラン・テシェがコースインする際には再び雨に見舞われ、1分49秒791の5番手で予選を終了。夜間に行われた練習走行では、1分36秒226でトップタイムを記録しました。
金曜日に行われた予選2回目はさらに天候が悪化したため、前日のタイムは更新されずに終了し、3番グリッドが確定。コースインしたのはジョシュ・フックのみでしたが、ウエットコンディションでのマシンセッティングに関する重要な情報を得ることができました。
Honda Viltaïs Racingは2回の予選の結果、平均1分38秒420のラップタイムで5番グリッドを獲得しました。天候による難しいコンディションにも関わらず、チームにとっては喜ばしい結果となり、全体的にポジティブな展開で予選を終えました。
金曜日に行われた予選1回目、Honda Viltaïs Racingは4名全員(フロリアン・アルト、スティーブン・オデンダール、レアンドロ・メルカド、ジェームズ・ウェストモアランド)を投入し、マシンに関するさらなる重要な情報を得ることができました。
スーパーストッククラスでは、#55 National Motos Hondaが1分41秒205で5番手タイムをマークしました。セバスチャン＆バレンティン・スーシェ兄弟(スイス)、ギョーム・レイモン(フランス)の3人と、CBR1000RR-R FIREBLADE SPの優れたパフォーマンスで、いい結果が期待されます。
24時間レースは4月15日(土)の午後3時にスタートし、16日(日)の午後3時にフィニッシュします。
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予選はどちらも難しいコンディションでしたが、3番グリッドを獲得できたのはラッキーです。ウエットでもドライでも、そして気温が下がる夜間にはさらにマシンの感触が良好だと分かってよかったです。夜間にいいレースができると思うので、この強みを活かさなければなりません。全員のペースがよかったのでうれしいし、いよいよレースを迎えられます!
予選は全体的によかったと思います。1回目のスタート時点ではコースがとても滑りやすかったのでクラッシュしてしまいましたが、幸いにも2台目に交換して早いラップタイムを記録することができました。おもしろいことに、気温が低いコンディションにも関わらずペースはよかったので、レース中にとても気温が下がると予想されているのは重要なポイントです。24時間耐久レースは長丁場になるので、自分たちを信じて、最大限の力を発揮するのみです
月曜日からマシンの感触がよく、いい予選になりました。今日は雨のせいでラップタイムを更新できませんでしたが、難しいコンディションでも集中して楽しむことができました。本当にすばらしいマシンなので、長いレースも、いいレースになりそうです
