F.C.C. TSR Honda Franceがボルドール24時間の3番グリッドを獲得
9月14日(木)~17日(日)にかけて、フランスのポールリカール・サーキットで開催されている2023年FIM世界耐久選手権(EWC)の最終ラウンド、ボルドール24時間。86回目を迎える今大会で、F.C.C. TSR Honda Franceはタイトル防衛に向けて準備を整えています。
現在、2位と13ポイント差の138ポイントで総合ランキング首位につけているF.C.C. TSR Honda France(ジョシュ・フック、マイク・ディ・メリオ、アラン・テシェ、大久保光)は、CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆って2年連続3回目となるEWCチャンピオンを狙います。
耐久レースのスペシャリストであるテシェ、ディ・メリオ、ケガから復帰したフック、最終戦のリザーブライダーとして招集された大久保の4人で構成されるチームは、明日の24時間レースに向けて3番グリッドを獲得しました。
木曜日に行われた予選1回目では、フックがブルーライダーのセッション3番手となる1分52秒654を記録。ディ・メリオは1分52秒509でイエローライダー2番手、テシェは1分51秒707とタイムを上げ、レッドライダーのセッショントップタイムをマークしました。大久保は1分57秒655で、リザーブライダー7番手。夜間のフリー走行でチームは全体2番手となる1分53秒086をマークし、初日を終えました。
金曜日の予選2回目では、テシェが1回目ですでに好タイムを出していること、フックに休息の時間を与えることを考慮し、セッションへの参加はディ・メリオ1人としました。ディ・メリオは前日の記録を約0.5秒縮め、1分52秒021を記録しました。
初日のテシェ(1分51秒707)と2日目のディ・メリオ(1分52秒021)のタイムを平均した結果、F.C.C. TSR Honda Franceは3番グリッドを獲得。手堅いリザルトで、タイトル獲得に向けて非常に重要な3ポイントを追加し、大きな自信とナンバー1の座を守る目標を得ました。
前回22年のボルドールで優勝、プライベーターチームの中ではトップの総合ランキング6位で最終戦に臨むHonda Viltaïs Racing(フロリアン・アルト、スティーブン・オデンダール、レアンドロ・メルカド、ジェームズ・ウェストモアランド)は、アベレージタイム1分53秒470で8番グリッドを獲得しました。
Honda Viltaïs Racingの目標は、できるだけポイントを稼いでEWCインディペンデント・トロフィーを獲得することと、Hondaのマニュファクチャラーズタイトル獲得に貢献すること。そしてもちろん、昨年に続いてボルドールで優勝を飾ることです。
スーパーストッククラスでは、National Motos Honda(セバスチャン・スーシェ、バレンティン・スーシェ、ギョーム・レイモン)が1分54秒408で2番手タイムをマーク。スパ24時間での優勝経験と、Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SPのすばらしいパフォーマンスを味方につけて優勝を狙います。
スーパーストッククラス総合ランキング2番手につける有力チーム、Honda No Limits(ロレンソ・ガベリーニ、アレクシ・マスブー、ヨハン・ニゴン)は5番手タイムをマークしました。
スーパーストッククラス総合ランキング首位のChromeburner RAC41 Honda (クリス・リーシュ、ジョナサン・ハイト、ウェイン・テッセルズ)はクラス11番手という結果になりましたが、マシンのパフォーマンスは非常によく、ライダーも全員いいレースペースを維持しており、表彰台への自信をみなぎらせています。
決勝は現地時間16日(土)の15時から、17日(日)の15時にかけて開催されます。
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