F.C.C. TSR Honda Franceが再び表彰台を飾る
2023年FIM世界耐久ロードレース選手権(EWC)の第2戦、スパ24時間耐久レースでHonda CBR1000RR-R FIREBLADE SP を駆る5チームが見事なパフォーマンスを発揮しました。
ベルギーのスパ・フランコルシャンで開催された今大会。開幕戦のル・マン24レースでの優勝に続き、F.C.C. TSR Honda Franceが2位で表彰台を飾りました。
4番グリッドからスタートしたジョシュ・フックはすばらしいスタートを切り、間もなく先頭集団に合流、序盤の数時間は首位を争いました。
耐久レースのスペシャリストたちはレース中、1つのミスもなく安定したラップタイムで、高速なスティントを重ねました。レース残り4分の1の時点で排気系のテクニカルトラブルが発生し、5分のピットインを強いられたチームは3番手でレースに復帰しました。
レース後半には雨がぱらついたものの、チームは努力を継続し、24時間の長いレースの末に再び表彰台を飾りました。
F.C.C. TSR Honda Franceは2位でフィニッシュし54ポイントを獲得。総合順位では117ポイントで、首位からわずか1ポイント差につけています。次回は8月4日から6日にかけ鈴鹿8時間耐久レースが開催されます。
National Motos Hondaは序盤からリードし、見事に優勝を勝ち取りました。ミスもなく、安定したラップを確実に重ねたチームは総合3位につけています。
スーパーストックカテゴリーで9番グリッドからのスタートとなったHonda No Limitsはル・マン24時間に続き、3位入賞を果たしました。
レース中、ほとんど2番手をキープしていたChromeburner RAC41 Hondaは、一時首位を争う場面もありました。早朝、湿ったトリッキーな路面でクリス・リーシュがクラッシュを喫し、ピットインを強いられ、5番手でレースに復帰しました。ル・マン同様惜しくも表彰台には届きませんでしたが、貴重なポイントを獲得し、スーパーストックカテゴリーでの上位につけています。
5番グリッドからスタートしたHonda Viltaïs Racingは非常にいいペースで8時間の時点までは4番手につけていました。オイルフィルターと燃料ポンプのテクニカル・トラブルでピットインとなり、20番手でレースに復帰しました。
戦う精神とHonda CBR1000RR-R FIREBLADE SPの見事なパフォーマンスで、すばらしい巻き返しを図ったチームは、10位(EWCクラスで7位)でフィニッシュし、総合5位につけています。
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