朝から気温が上昇する中、ブルーライダーの予選2回目が始まりました。トップタイムはYART YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC(ヤマハ)で2分5秒948を記録。Team HRC with 日本郵便(高橋巧、長島哲太、チャビ・ビエルゲ)の長島はコースインから速さを示し、2分6秒235で2番手となりました。Astemo Honda Dream SI Racing(作本輝介、水野涼、渡辺一馬)の水野は、2分6秒730で3番手。5番手には2分7秒146を記録したSDG Honda Racing(名越哲平、浦本修充、埜口遥希)の浦本が入りました。
イエローライダー予選2回目のHonda勢最上位は、Honda Dream RT SAKURAI Honda(伊藤和輝、日浦大治朗、荒川晃大)の日浦。2分7秒454を出して3番手となりました。Team HRC with 日本郵便の高橋は、2分7秒532で5番手でした。
レッドライダー予選2回目では、TOHO Racing(清成龍一、國峰啄磨、榎戸育寛)の榎戸が2分6秒942を記録して2番手。3番手には2分6秒976をマークしたTeam HRC with 日本郵便のビエルゲ。5番手にSDG Honda Racingの埜口、6番手にHonda Dream RT SAKURAI Hondaの荒川が入りました。なお、F.C.C. TSR Honda France(マイク・ディ・メリオ、アラン・テシェ、タラン・マッケンジー)のマッケンジーはS字コーナーで転倒。その後、コースに復帰してピットに戻っています。
予選1回目、2回目結果を受けて、トップ10トライアルの出場者が決定。2番手にTeam HRC with 日本郵便、4番手はAstemo Honda Dream SI Racing、5番手はTOHO Racing、6番手はSDG Honda Racing、8番手はF.C.C. TSR Honda France、10番手はHonda Dream RT SAKURAI Hondaとなり、Honda勢は6チームがトップ10トライアルに挑むこととなりました。
トップバッターはHonda Dream RT SAKURAI Hondaの荒川。2分7秒282を記録します。F.C.C. TSR Honda Franceのマッケンジーはベストタイムを更新しながらコーナーをクリアしたものの、痛恨の転倒でノータイム。SDG Honda Racingの埜口は、マシンが振られる場面もありましたが、後半は持ち直し2分8秒046をマーク。荒川のタイムがリーダーボードのトップにありましたが、これをチームメートの日浦が塗り替え、2分6秒970で暫定トップに立ちます。AutoRace Ube Racing Team(スズキ)は2分6秒811を出し、日浦のタイムを上回ったものの、SDG Honda Racingの浦本が2分6秒644をマーク。しかし、Team HRC with 日本郵便のビエルゲが2分5秒919を記録し、暫定トップに躍り出ます。TOHO Racingの榎戸は2分6秒343を出し、3番手となります。
その後、Team HRC with 日本郵便は長島が2分5秒329のトップタイムを記録。最後の走者もこのタイムを超えることはなく、Team HRC with 日本郵便は昨年に続きポールポジションを獲得しました。
トップ10トライアルの結果、Team HRC with 日本郵便が1番グリッドを獲得。3番手にTOHO Racing、4番手にSDG Honda Racing、6番手にAstemo Honda Dream SI Racing、8番手にHonda Dream RT SAKURAI Honda、10番手にF.C.C. TSR Honda Franceとなりました。Honda Asia-Dream Racing with SHOWAは、16番手からのスタートとなります。