8耐公開テスト2日目 本番さながらの暑さの中、Team HRCはロングランをこなす
7月6日、鈴鹿サーキットで「世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第44回大会(鈴鹿8耐)」に向けた公開テストの2日目が行われました。
テストはA,B組に分けられ、午前中に70分間のセッション5、午後からも同様に70分間のセッション6が行われました。テスト1日目とは違い、朝から強い日差しが降り注ぎ、気温が上昇。気象庁発表の最高気温は33℃ですが、鈴鹿サーキットでは路面の照り返し、エンジンの熱気でより厳しい暑さに。路面温度は午前中から55℃を記録し、午後にかけて60℃まで上昇する、鈴鹿8耐本番さながらのテストになりました。
セッション5は、Astemo Honda Dream SI Racing(作本輝介、水野涼、渡辺一馬)が2分7秒958で3番手につけ、F.C.C. TSR Honda France(ジョシュ・フック、マイク・ディ・メリオ、アラン・テシェ)が2分7秒891で4番手、Team HRC(高橋巧、イケル・レクオーナ、チャビ・ビエルゲ、長島哲太)が2分7秒791で5番手。6番手にSDG Honda Racing(名越哲平、浦本修充、國井勇輝)で2分7秒940。11番手にHonda Asia-Dream Racing with SHOWA(ザクワン・ビン・ザイディ、アンディ・ファリド・イズディハール・ナカリン・アティラプワパ)で2分8秒499となります。
セッション6はTeam HRCの長島がトップで、2分6秒077とタイムアップ。2番手にAstemo Honda Dream SI Racingが2分6秒638、3番手にF.C.C. TSR Honda Franceが2分6秒811と、ここまでが6秒台を記録します。4番手にSDG Honda Racingで2分7秒254、7番手にHonda Dream RT SAKURAI Honda(伊藤和輝、日浦大治朗、荒川晃大)が2分7秒895を記録します。10番手にTeam ATJ(岩田悟、高橋裕紀、小山知良)が2分8秒271でつけました。Honda勢はトップ10に6チームが入りました。
Team HRCはロングランを中心にこなし、ライダーたちは感触を確かめることができました。気温、路面温度の上昇で本番に近いコンディションでのテストとなり、貴重なデータを蓄積。さらに、本番さながらのピットワークもこなし、本戦に向けての準備を整えました。
Hondaは、昨年に続く鈴鹿8耐連勝を狙います。Team HRCの高橋は今季優勝を達成すると、宇川徹が持つ最多優勝記録の5勝に並ぶことになります。
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