先週からの連戦となった第6戦の予選、ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのグエリエリとチームメートのジロラミはトップ10内に確実に入る走りをみせ、両選手がわずか0.051秒の差で予選6位と7位を獲得しました。
Q1にて5番手となったグエリエリはボーナスポイントを獲得。そしてHonda Civic Type R TCRで2大会連続でのポールポジションを決めるQ3進出まで僅か0.1秒のところまでタイムを伸ばしました。
グエリエリは明日行われる両レースにて、25ポイント差でポイントリーダーのヤン・エアラッシ(Lynk & Co)の隣からスタートすることになります。
同じく力強い予選を見せたジロラミは、3大会連続で予選トップ10内を獲得しました。
明日のレース1では一部リバースグリッドとなるため表彰台圏内が見える4番手からスタートとなります。
ALL-INKL.DE Münnich Motorsportのガレージでは、チーム内の明暗が分かれた予選となりました。
ポルトガル人ドライバーのティアゴ・モンテイロはマシンセットアップを予選前に大きく変更し、Q2に進出しますが、ジロラミとは0.1秒差、リバースグリッドのレースでのポールポジションとなる10番手に僅か0.03秒届かず11番手となり、悔しい予選になりました。
モンテイロのチームメート、アッティラ・タッシも予選に向けて大幅にセットアップを変更し挑みましたが、Civic Type R TCRのいい感触がつかめずにQ1にて敗退となってしまいました。
タッシは明日の両レース共に18番手からスタートをし、決勝での追い上げが期待されます。