ネストール・ジロラミがニュルブルクリンクで2年連続のポールポジション獲得
FIA ワード・ツーリングカー・カップ(WTCR)が開幕し、Honda Civic TCRは2年連続ニュルブルクリンクでのポールポジション(PP)を獲得しました。
ALL-INKL.COM Münnich Motorsportがポールポジションと3番手を獲得し、「Green Hell」と呼ばれるニュルブルクリンクで、Honda Civic TCRは圧倒的なペースを見せました。全長25.378kmのニュルブルクリンク北コース、特別なフォーマットで行われた40分間の予選セッションにて、アルゼンチン人ドライバーのネストール・ジロラミは、8'54.791のベストタイムをたたき出し、今期のチャンピオンシップ争いで最初の10ポイントを獲得しました。
ベブの愛称で知られるジロラミにとって、これが2年連続のニュルブルクリンクでのPP獲得。また、ALL-INKL.COM Münnich Motorsport Civic Type R TCRにとっては、2019年にチームメイトのエステバン・グエリエリが獲得して以来、3年連続のポールポジションになります。
WTCRとなってからニュルブルクリンクで2勝を果たした唯一のドライバーであるグエリエリは、3番手となり、土曜日のレース2では2列目からスタートします。
タイムを更新できないドライバーが多い中、グエリエリは最終ラップでタイムアップを見せましたが、ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのフロントロー独占にはわずか0.2秒及びませんでした。
しかし、グエリエリの獲得した6ポイントと合わせて、16ポイントのチャンピオンシップポイントを獲得。夜通しグエリエリのマシンをセットアップしたチームにとって、うれしい結果となりました。
ティアゴ・モンテイロは、予選で7番手を獲得し、ALL-INKL.DE Münnich Motorsportにとってもいい予選セッションとなりました。
クリーンラップが1周しかなかったにもかかわらず、最終ラップでは全5セクターで自己ベストタイムを更新し、7番手のタイムをマークしました。
予選7番手となり、リバースグリッドで行われる明日のオープニングレースでは4番グリッドからのスタートとなるため、表彰台獲得の大きなチャンスになります。
同じく予選セッションで健闘を見せたチームメートのアッティラ・タッシは、明日の両レースを13番手からスタートします
セッション直後の1周目、21歳のタッシはモンテイロのサポートもあり、トップタイムをマークしました。アタック2周目のセクター1では自己ベストを更新しましたが、タイム抹消となり、下位に沈む結果となりました。
土曜日に開催される2つのレースは、ともに3周以上で行われます。レース1は現地時間9:00、その後レース2は10:20にスタートします。