Qualifying
WTCR 2021
Round 3

アラゴンでの予選、Honda勢にとって難しい一日に

es Motorland Aragón

早くもシーズン第3戦目をモーターランド・アラゴン(スペイン)で迎えたFIA ワールド・ツーリングカー・カップ(WTCR)。予選が開催された初日はHonda勢にとって難しい一日となりました。

アラゴンでの予選、Honda勢にとって難しい一日に

前戦までのパフォーマンスにより、今年度初めてのコンペンセーションウエイトが課されることとなったHonda CIVIC TCR。気温が35℃にもなる中、エステバン・グエリエリ(ALL-INKL.COM Münnich Motorsport)はHonda勢最上位の16番手を獲得しました。

チームメートのネストール・ジロラミは最終アタックラップで自己ベストタイムを更新しましたが、20番手で予選を終えました。

前戦からのペナルティーにより3グリッド降格となるジロラミは、日曜日に行われるレース1を21番手からスタートすることになります。

午前中のFP1でHonda勢最上位の15番手となったアッティラ・タッシ(ALL-INKL.DE Münnich Motorsport)から、わずか0.1秒以内につけていたティアゴ・モンテイロ(ALL-INKL.DE Münnich Motorsport)でしたが、Q1で最初のアタックラップ中にマシンを止めてしまい、タイムを出すことができませんでした。

原因は燃料ポンプの故障と判明し、現在チャンピオンシップランキング2位のモンテイロは、日曜日のレース1、2はいずれも22番手からスタートすることとなります。


Esteban Guerrieri
Esteban Guerrieri 86
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
マシンのパフォーマンスについては、限界まで引き出し走ることができました。タフな予選となることは予想されていたので、マシンの最大のポテンシャルを引き出せたことには満足しています。
ここではなぜか、(ウエイトの)重さと秒数の換算率が大幅に増え、物理的に少しおかしなことが起きているのです。明日はポイント圏内に手が届くポジションからスタートとなるので、この状況下でできる限りのことをし、明日のレースを戦いたいと思います

Néstor Girolami
Néstor Girolami 29
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
FP1から予選まで、今日はできる限りのことをしましたが、全く敵いませんでした。マシンの向上のため違ったことをいろいろ試しましたが、うまくいきませんでした。今日は困難な一日となりましたが、チャンピオンシップ争いのためにプッシュし続けなければなりません。60キロのコンペンセーションウエイトを積みながら、この気温でのコンディションは普段よりさらに困難な状況となっています。あらゆるデータの解析を行い、明日のレースにの対策を見出して戦えるよう準備を行います

Tiago Monteiro
Tiago Monteiro 18
ALL-INKL.DE Münnich Motorsport
とても悔しい日となりました。70キロのコンペンセーションウエイトを積むことで奇跡は期待していませんでしたが、他のマシンとのあまりのタイム差に驚きを隠せません。こんなにラップタイムに差がついてしまうということは、なにか解決をしなければいけないことが必ずあるはずです。僕たちは常にパフォーマンスを示し、すべきことは必ず遂げてきたはずです。レースをしにここにいるのであって、ただ参加するためだけではないのです

Attila Tassi
Attila Tassi 9
ALL-INKL.DE Münnich Motorsport
前戦のエストリル(ポルトガル)と比較して、70キロものウエイトを積んでのレースウイークは、そう容易いものにはならないとわかっていました。残念ながら、僕は予選でタイムを出すことができませんでした。最初のアタックラップを走りはじめてから途中で異変に気付き、それが燃料ポンプの故障へとつながることになり、予選を走りきることができませんでした。明日の両レースともに後方からのスタートとなりますが、少しでも結果に残せるように努力をし、戦います



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