The ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのジロラミとグエリエリは、土曜日に行われた予選の結果によりレース1をフロントローの1番グリッド、2番グリッドからスタートしました。スタート後からトラブルに見舞われることもなく、ポーの市街地サーキットでの開幕戦を完全に制しました。
ジロラミはHondaドライバーとして6度目の優勝となりました。またジロラミはチャンピオンシップランキングのトップとなり、開幕戦のレースウイークを終えています。
ジロラミはレース2で7位となり7ポイントを獲得、対するグエリエリは5位を獲得し力強いレースを見せました。
The ALL-INKL.COM Münnich Motorsportはチームポイントで91ポイントを獲得し、シーズンの幕開けはすばらしいレースウイークとなりました。
LIQUI MOLY Team Engstlerのアッティラ・タッシは優勝の可能性を持ちながらもスタートしたレース2で、残念ながら壁に押し出されてしまうアクシデントに見舞われました。
2番グリッドからスタートしたタッシは、ポールシッターよりもうまくスタートを決めることにし成功しましたが行き場がなくなるまで迫られ、他車との接触を避けたため壁側に追いやられ衝突してしまいました。原因となったドライバーは次戦で6グリッド降格のペナルティーが科されることになりました。
タッシは順位を落とすことになりましたが、コース上にとどまりレースを続行しチェッカーを受けることができました。13位でフィニッシュし獲得した3ポイントは彼の功績の結果となりましたが、レース1では8番手を走行中に残り2周でマシンを止めてしまったタッシにとって、悔しい開幕戦のレースウイークとなりました。
レース1では狭いヘアピンの4コーナーでオーバーテイク中に、後ろから他車に衝突されるというアクシデントに見舞われました。レースは完走扱いとなりましたが、ピットに戻らなくてはいけなかったためレースは17位という結果で終えました。
一方、LIQUI MOLY Team Engstlerのチームメートであるティアゴ・モンテイロは、レース2を15番グリッドからスタートし10位でフィニッシュし、3台のCIVIC TCRがトップ10入りを果たしました。
予選のタイヤ選択でうまくいかず苦戦を強いられたモンテイロでしたが、この結果は大きな救いとなりました。
レース1では15位2ポイントを獲得したモンテイロは、連続でポイントを獲得したレースウイークとなりました。
LIQUI MOLY Team Engstlerはチームランキングで8位につけ、ポーでの開幕戦のレースウイークを終えました。