土曜日のすべてのセッションにおいてHonda CIVIC TCR勢の最速ドライバーであったジロラミは、これまでのファーストランで最速というQ2での努力が功を奏し、Q3に勝ち残りました。
Q3で最終的に4番手という結果は、Honda CIVIC TCRに60kgのコンペンセーション・ウエイトが継続していることを考えれば、非常にすばらしい結果です。Q1で5番手タイムを記録し、Q2を4番手で勝ち抜いた結果、ドライパーズポイントを3点獲得しました。Q2での走行は一度のみとなったジロラミとALL-INKL.COM Münnich Motorsportが、日曜日に向けて新しいタイヤを2本確保しているのは、非常に重要なポイントです。
同郷でチームメートのエステバン・グエリエリはトップ10に入ってレース1のリバースグリッドで有利なスタートポジションを獲得しようとしましたが、12番手に沈みました。グエリエリはQ2の終盤にかけての追い込みで小さなミスをしてしまいましたが、自身とチームが成し遂げた進歩とマシンのパフォーマンスには納得しています。
ティアゴ・モンテイロはペースの改善を図り、Q1の3周のうち2周はよい感触を得たものの、残念ながら約0.03秒及ばず、Q2に勝ち残ることができませんでした。
ホームでの走行となったアッティラ・タッシは若干0.01秒で順位を一つ落とし、Q1を14番手で終えました。
2回のフリープラクティスで遅れをとり、予選前にわずか1周しかしていないという状況を考えれば、順位にかかわらず、22歳という若手ドライバーにとっては大奮闘でした。