グエリエリは11位でレース1を終えますが、序盤は9番手まで追い上げ、数周はポジションを維持しました。フィニッシュ前に2台に抜かれますが、それ以上の脅威にさらされることはありませんでした。
レース2のスタートはさらによく、序盤にセーフティカーが導入されている間は8番手となりました。長いバックストレートでほかのドライバーに抜かれますが、集団からは離れずに持ちこたえました。
最終ラップで10位を狙って競り合う2台を追うグエリエリは、最後に連続するコーナーでアタックし、0.004秒差でレース2も11位でフィニッシュしました。
ネストール・ジロラミは、ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのチームメートであるグエリエリに続き、レース1・レース2ともに12位でフィニッシュしました。
レース1では後半5周で順位を上げる1台を抑え、ベブ(ジロラミ)はしっかり12位を守り切りました。
Honda勢全員が接戦となったレース2では、ジロラミのCivic Type R TCRがチーム内では2位という結果を残しました。
LIQUI MOLY Team Engstlerのティアゴ・モンテイロは、厳しかった予選を乗り越え、レース1で14位、レース2ではチームメートのアッティラ・タッシに続いて15位でフィニッシュし、両レースでポイントを獲得しました。
アッティラ・タッシはレース1・レース2ともにいいスピードで、レース1ではグエリエリと1秒差の12番手で走行中、レースのファイナルから4周目のメインストレートでタイヤ剥離を喫し、フィニッシュできませんでした。
※レース後にジル・マグナスにペナルティーが科せられたため、グエリエリが11位、ジロラミが12位、タッシが13位にそれぞれ繰り上げとなりました。