Race 2
WTCR 2022
Round 4

アラゴンでHonda勢がポイント獲得

es Motorland Aragón

スペインのモーターランド・アラゴンで開催されているFIAワールド・ツーリングカー・カップ(WTCR)第4戦。チームにとって厳しい条件のサーキットでエステバン・グエリエリ(ALL-INKL.COM Münnich Motorsport)を筆頭に、Honda勢全員がポイント獲得を果たしました。

アラゴンでHonda勢がポイント獲得

グエリエリは11位でレース1を終えますが、序盤は9番手まで追い上げ、数周はポジションを維持しました。フィニッシュ前に2台に抜かれますが、それ以上の脅威にさらされることはありませんでした。

レース2のスタートはさらによく、序盤にセーフティカーが導入されている間は8番手となりました。長いバックストレートでほかのドライバーに抜かれますが、集団からは離れずに持ちこたえました。

最終ラップで10位を狙って競り合う2台を追うグエリエリは、最後に連続するコーナーでアタックし、0.004秒差でレース2も11位でフィニッシュしました。

ネストール・ジロラミは、ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのチームメートであるグエリエリに続き、レース1・レース2ともに12位でフィニッシュしました。



レース1では後半5周で順位を上げる1台を抑え、ベブ(ジロラミ)はしっかり12位を守り切りました。

Honda勢全員が接戦となったレース2では、ジロラミのCivic Type R TCRがチーム内では2位という結果を残しました。

LIQUI MOLY Team Engstlerのティアゴ・モンテイロは、厳しかった予選を乗り越え、レース1で14位、レース2ではチームメートのアッティラ・タッシに続いて15位でフィニッシュし、両レースでポイントを獲得しました。

アッティラ・タッシはレース1・レース2ともにいいスピードで、レース1ではグエリエリと1秒差の12番手で走行中、レースのファイナルから4周目のメインストレートでタイヤ剥離を喫し、フィニッシュできませんでした。


Esteban Guerrieri
Esteban Guerrieri 86
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
両レースともにフィニッシュできたのは、ポジティブな結果です。全体的に楽しいレースとなりました。レース1もレース2もいいスタートが切れたので、序盤の数周でアタックを試みました。後ろの集団を長くは抑えられないだろうと分かっていましたが、十分満足できました。もう一つよかったのは、レース2で前の集団のペースについていけて、バランスもとてもよかったことです。持っているものでしか戦えないので、最大限の力を出せた感触があって、とてもうれしいです。ベストを尽くすためにここに来て、それが達成できたので、チームのみんなに感謝しています。

Néstor Girolami
Néstor Girolami 29
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
厳しいレースになることは予想していましたが、レース1、レース2ともにポイントを獲得することができました。Civic Type R TCRでいろいろ試しましたが、毎回それほど差は出ませんでした。トップスピードが出ない場面が何度もあり、特にラップタイムを稼げる長いストレートがあるこういったコースでは結果にだいぶ影響しました。レースは終了し、結果は変えられないので、次のヴィラ・レアル(ポルトガル)に向けてさらに努力が必要です。アラゴンに比べてヴィラ・レアルはマシンとの相性がもっといいと思います。

Tiago Monteiro
Tiago Monteiro 18
LIQUI MOLY Team Engstler
以前からチームが苦手とするアラゴンでのタフなレースに備えていましたが、やはり相性は変わらずでした。とはいえ、夜を徹してマシンの改善に精一杯取り組んだだけに、ここまで大きく差が開くとは予想していませんでした。課題があったので、改善に向けて取り組んでいましたが、何をしても、努力が成果に結びつくのには限界があり、それがよく分かったところです。ホームレースに向けて、とてもいい状況とはいえません、ここに来たときのように現実に目を向ける必要があります。

Attila Tassi
Attila Tassi 9
LIQUI MOLY Team Engstler
どちらもハードなレースとなりました。レース1ではとてもいいスタートを切れて、ほかのマシンの影響を受けず、グエリエリとほぼ同じかむしろそれより少し速いペースが出せたと思います。最後の数周ではグエリエリに追いつくか、追い越せるかという気がしていましたが、メインストレートでタイヤが剥離してしまいました。レース2はさらに暑くなり、ペースはそれほどよくありませんでしたが、前走者とのギャップはちょっと信じられないくらいでした。少しでもポイントが獲得できれば、というくらい厳しいレースでしたが、なんとか目標は達成できました。


※レース後にジル・マグナスにペナルティーが科せられたため、グエリエリが11位、ジロラミが12位、タッシが13位にそれぞれ繰り上げとなりました。


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