フリー走行で2番手と好調な滑り出しを見せたHonda Civic Type R TCRを駆るジロラミは、その後行われた予選Q3でもすばらしい走りで3番手タイムを出し、タイトル獲得に向けて6ポイントを獲得しました。
ナイトレースではグリッドポジションを維持していましたが、ストレートに強い2台を抑え切ることができませんでした。
しかし、この粘りが功を奏し、ジロラミを抜いた1台が5秒のペナルティーを受けたために4位に浮上し、この結果、ジロラミは1シーズンで獲得した総ポイント数の自己ベストを更新しました。
3レースを残した現時点で、ドライバーズポイントを争うライバルは現在のポイントリーダーとジロラミの二人に絞られました。
ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのチームメート、エステバン・グエリエリも健闘し、8位でフィニッシュしました。
予選8番手で通過したグエリエリはターン8のヘアピンカーブでオーバーシュートしたため、オープニングラップから出遅れることになりました。
その後は持ち直し、前半は7番手をキープして、後ろの1台を数周は抑えていましたが、ホームストレートの終わりにあるターン1とターン2でそのポジションを落としました。
その後は激しいバトルはなく8位でフィニッシュとなりましたが、獲得した10ポイントは ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのチームポイントに大きく貢献しました。