Qualifying
WTCR 2021
Round 2

グエリエリがエストリルでポールポジションを獲得

pt Circuito do Estoril

FIA ワールド・ツーリングカー・カップ(WTCR)の第2戦ポルトガルの予選がエストリル・サーキットで行われ、ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのエステバン・グエリエリがHonda CIVIC TCRとしてシーズン2度目のポールポジションを獲得しました。Münnich Motorsportの4台はエストリルでの予選で1-2-3-5番手を獲得し好調ぶりをみせています。

グエリエリがエストリルでポールポジションを獲得

Q1で最速タイムをマークしたグエリエリは、Q2を4番手で通過しシュートアウトセッションへと進みました。

全長4.182kmのサーキットの最終セクターですばらしい走りをみせたグエリエリは、WTCRで自身5度目のポールポジションを獲得し、ドライバーチャンピオンシップに5ポイントが加算されました。

WTCRで最多優勝記録を持つALL-INKL.DE Münnich Motorsportのティアゴ・モンテイロは、予選2番手を獲得しました。明日のレース2ではグエリエリと並んでフロントローからのスタートになります。

開催国ポルトガルのヒーローであるモンテイロは予選Q2で最速タイムとなり、シュートアウトセッションに進んだ5名の中で2番手のタイムをマークしました。モンテイロのWTCRでの予選最高位である2番手は、2019年のヴィラ・リアル、そして同年の鈴鹿サーキットでも獲得しています。

ニュルブルクリンク ノルトシュライフェで行われた開幕戦レース1で優勝を遂げたモンテイロは、僅差で争われるドライバーチャンピオンシップポイントに2ポイントを加算しました。

3週間前のニュルブルクリンクでの開幕戦でポールポジションを獲得したネストール・ジロラミ(ALL-INKL.COM Münnich Motorsport)は、グエリエリとわずか0.25秒以内の差で3番手となりました。

FP1で十分に走行ができなかったベブ(ジロラミの愛称)でしたが、モンテイロと同じくチャンピオンシップポイントが加算され、ポイントリーダーとしてタイトル獲得への土台を一歩踏み固めました。

アッティラ・タッシ(ALL-INKL.DE Münnich Motorsport)も同じくHonda CIVIC TCRで予選5番手となり、ポジティブな結果で終えることができました。

22歳のタッシは、Q1で2番手、そしてQ2では3番手となり、シュートアウトセッションへ進出。レース1、2で表彰台を狙えるスタート位置を獲得しました。Q3で5番手となったタッシは、リバースグリッドとなるレース1を6番手からスタートすることになります。


Esteban Guerrieri
Esteban Guerrieri 86
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
WTCRとして初めてのサーキットでポールポジションを獲得することができ、すばらしい気分です。FPでは予選に向けていい準備ができ、チームワークとして重要なことですが、お互いをプッシュしながら進めることができました。僕の予選のハイライトはファイナルラップの最終セクターでの走りだったと思います。セクター1、2はまあまあではあったのですが、セクター3では少しオーバーステアになってしまい、最終セクターでのアタックでリカバリーをしなくてはなりませんでした。リスキーだと分かってはいましたが、結果として報われました。すばらしい仕事をしてくれたメカニック、エンジニアたち、Honda、そしてもちろん家族と息子のマイロのためにもポールポジションを獲得することができ、とてもうれしいです

Néstor Girolami
Néstor Girolami 29
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
チームとチームメートたちが遂げたすばらしい結果に、今日はとてもうれしい予選になりました。FP1で走行時間が少し削られてしまいましたが、3番手を獲得できてとても満足しています。ドイツでの開幕戦で好スタートを切れた流れで、明日のレースでもさらにポイントを獲得できるチャンスがあるはずです。特に長くタイヤに厳しい最終セクターと、この気温の中でマシンのいいバランスを保つことは簡単ではないので、引き続き油断をせずに明日のレースをチームと共に戦います

Tiago Monteiro
Tiago Monteiro 18
ALL-INKL.DE Münnich Motorsport
まずはMünnich Motorsport、そしてHondaの皆さん、おめでとうございます。チーム全員の努力が実った結果だと思います。ドライバーたちだけではなく、チーム全体が切磋琢磨し、今日の結果はそれが報われた証拠となりました。Q3でのラップは完ぺきとは言えなかったため、終盤でリカバリーをしなくてはなりませんでしたが、悪くないラップだったと思います。母国レースでのフロントロースタートはとても意味があることです。明日の長距離となる2レースはチャレンジングなことが予想されますが、勝てる可能性を多いに持っていると信じています

Attila Tassi
Attila Tassi 9
ALL-INKL.DE Münnich Motorsport
HondaとMünnich Motorsportにとってのすばらしい結果の一部になれて、とてもうれしく思っています。5番手という結果は望んでいた最良の結果ではなかったかもしれません。しかし明日はレース1だけではなくレース2も上位を狙える位置からスタートすることができます。マシンの手応えはいいのですが、日曜のレースに向けてまだ改善する部分があるようです。WTCRで初めてのレースとなるこのサーキットで、特にこの気温は注意する点だと思います



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