Q1で最速タイムをマークしたグエリエリは、Q2を4番手で通過しシュートアウトセッションへと進みました。
全長4.182kmのサーキットの最終セクターですばらしい走りをみせたグエリエリは、WTCRで自身5度目のポールポジションを獲得し、ドライバーチャンピオンシップに5ポイントが加算されました。
WTCRで最多優勝記録を持つALL-INKL.DE Münnich Motorsportのティアゴ・モンテイロは、予選2番手を獲得しました。明日のレース2ではグエリエリと並んでフロントローからのスタートになります。
開催国ポルトガルのヒーローであるモンテイロは予選Q2で最速タイムとなり、シュートアウトセッションに進んだ5名の中で2番手のタイムをマークしました。モンテイロのWTCRでの予選最高位である2番手は、2019年のヴィラ・リアル、そして同年の鈴鹿サーキットでも獲得しています。
ニュルブルクリンク ノルトシュライフェで行われた開幕戦レース1で優勝を遂げたモンテイロは、僅差で争われるドライバーチャンピオンシップポイントに2ポイントを加算しました。
3週間前のニュルブルクリンクでの開幕戦でポールポジションを獲得したネストール・ジロラミ(ALL-INKL.COM Münnich Motorsport)は、グエリエリとわずか0.25秒以内の差で3番手となりました。
FP1で十分に走行ができなかったベブ(ジロラミの愛称)でしたが、モンテイロと同じくチャンピオンシップポイントが加算され、ポイントリーダーとしてタイトル獲得への土台を一歩踏み固めました。
アッティラ・タッシ(ALL-INKL.DE Münnich Motorsport)も同じくHonda CIVIC TCRで予選5番手となり、ポジティブな結果で終えることができました。
22歳のタッシは、Q1で2番手、そしてQ2では3番手となり、シュートアウトセッションへ進出。レース1、2で表彰台を狙えるスタート位置を獲得しました。Q3で5番手となったタッシは、リバースグリッドとなるレース1を6番手からスタートすることになります。