グエリエリはQ1で粘りを見せ、他のチームメートを0.068秒引き離してQ2に進みました。Q2では2分06秒646というCivic Type R TCRでのベストタイムを出しますが、わずか0.1秒差で10番手に届かず、リバースグリッドとなるレース2でのポールポジションを逃しました。
総距離5.344kmのアラゴン・サーキットでのラップタイムと合わせて10分間のQ2では、1回のアタックのみが記録され、グエリエリはセッションの大半を10番手以内で攻めたものの、11番手に後退してセッション終了を迎えました。
Q1では、ネストール・ジロラミがグエリエリとわずか0.2秒差の13番手で予選通過はなりませんでした。ファイナルランではセクター1で最速をマークし、セクター2も好ペースを見せていたジロラミですが、長いダウンヒルに続く左回りの第12コーナーでミスがあり、悔しい結果となりました。
アッティラ・タッシ(LIQUI MOLY Team Engstler)はジロラミと0.018秒の僅差で、14番手でフィニッシュしました。FP1で7番手タイムを記録したタッシは、FP2のセッション中に予選前には見られなかった振動があり、結果として高速コーナーでタイムをロスした感触がありました。
タッシのチームメート、ティアゴ・モンテイロはタッシの3台後方の17番手となりました。土曜日、モンテイロは診断のつかないトラブルが重なり、40kgのコンペンセーション・ウエイトを搭載するマシンにとってさらなるハンデとなりました。