コンペンセーションウエイト最大重量の40kgはHonda CIVIC TCRで戦うHonda勢にとって大きなハンデとなりましたが、ジロラミは両レースでトップ10入りを果たし、レース2では3位表彰台を獲得する好成績を挙げました。
ジロラミはレース2を3番グリッドからスタートし、4.381kmのサーキットで14周にわたるレースを最後までそのポジションを譲らずに制しました。最終コーナーから1コーナーまでの間に後続とのギャップを確保していたたジロラミは、最後の3つのコーナーを新しいタイヤで確実に走るために、それ以外でタイヤをセーブしながら走りました。
レース2での表彰台、またその前に行われたレース1では7位となり、このレースウイークの結果をもってジロラミはトップと9ポイント差でドライバーランキングの2位となりました。
ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのチームメートであるエステバン・グエリエリも同じく後続のマシンを制しながらすばらしい走りを見せました。
グエリエリはレース1をジロラミの後方の9位で終えています。
レース2に向けてグエリエリはチームとタイヤのセットアップの方向性を変更することにしましたが思った通りに作用せず、ポイント獲得に目的をシフトチェンジし11位でフィニッシュしました。
昨日の予選に続きLIQUI MOLY Team Engstlerのアッティラ・タッシとティアゴ・モンテイロにとって厳しいレースとなりました。
故郷ハンガリーでのホームレースでタッシはマシンのポテンシャルを最大限に引き出しながら健闘をみせ、両レースで14位となりました。
モンテイロはレース2でタッシに続いてポイント圏内でフィニッシュしましたが、レース1では16位となり惜しくもポイントを逃しました。