ジロラミは予選が進むにつれ徐々に調子を伸ばし、Q2では序盤の12番手から3番手に追い上げました。Q3ではファイナルセクターでファステストタイムを記録し、チームメートのグエリエリとチャンピオン争いをしているライバルを抑え、シーズン最終戦のレース2を2列目からスタートします。
首位から50ポイント以内に位置し、タイトル獲得の可能性を残しているグエリエリは、Q2でわずか0.001秒差で6番手となり、チームメートと揃ってQ3に進出することはできませんでした。一部リバースグリッドにより、グエリエリはレース1を5番グリッドから、最終戦のレース2は1つ後ろの6番グリッドから臨みます。
ジロラミがQ2に進む一方で、アッティラ・タッシ(ALL-INKL.DE Münnich Motorsport)は残念ながらQ2進出を逃しました。FP2で新しいセッティングを試し、予選では予定通りのセッティングに戻したものの、0.03秒差で13番グリッドから明日のレースを走ることになりました。ティアゴ・モンテイロが決勝を欠場するため、ALL-INKL.DE Münnich Motorsportで日曜のレースのグリッドに並ぶ唯一のドライバーとなりました。
フリープラクティス前に体調不良を訴えたモンテイロはサーキットのメディカルセンターで診察を受けた後、病院に搬送されました。PCR検査の結果はすべて陰性でしたが、現在肺感染症の検査を受けています。