Qualifying
WTCR 2021
Round 7

エステバン・グエリエリがフロントローを獲得。タイトルへの望みを繋ぐ

it Adria

アドリア(イタリア)で開催されているFIAワールド・ツーリングカー・カップ(WTCR)2021第7戦の予選で、エステバン・グエリエリ(ALL-INKL.COM Münnich Motorsport)がタイトルへの望みをかけてレース1のフロントローを獲得しました。

エステバン・グエリエリがフロントローを獲得。タイトルへの望みを繋ぐ

Honda CIVIC TCR勢が予選で苦戦する中、Q2で9番手タイムを記録したグエリエリは、一部リバースグリッドとなったレース1で、2番グリッドを確保しました。

グエリエリはタイトルを争うライバルを0.015秒差で振り切り、Q1を通過。この結果は、トラックレイアウトがマシンに最適とは言えないレースが続く中で、十分な結果でした。

チームメートのネストール・ジロラミ(ALL-INKL.COM Münnich Motorsport)は、6番手。予選での連続トップ10入りの記録を4戦に伸ばしました。

ジロラミは、グエリエリと挑むチームタイトル争い、自身のドライバーズポイントをかけて日曜日のレース1、2をそれぞれ5番グリッド、6番グリッドでスタートします。



アッティラ・タッシ(ALL-INKL.DE Münnich Motorsport)はフリー走行と予選で復調を果たし、Q1では7番手タイムを記録しました。

タッシはQ3進出を目指して順調な走りを見せていましたが、タイトルを争うグエリエリのスターティングポジションを確保するために、チームプレーを展開。

その結果、予選では11番手。また、レース1では3グリッド降格のペナルティーが科されています。

チームメートのティアゴ・モンテイロは予選でクラッチのトラブルに見舞われ、結果を出せないセッションとなりました。

モンテイロはプッシュしましたが、1周目の走行ですでにトラブルの影響があり、リタイア。明日の2レースは19番手でスタートします。


Esteban Guerrieri
Esteban Guerrieri 86
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
明日に向けた予選は、現状での最大限の結果を得たという意味でポジティブに捉えていいと思います。チームのみんなの努力のおかげで、感謝しています。目標はトップ10入りでしたから、その意味でいい1日でした。僕たちより速いペースセッターと比較して予想通りの結果ですが、リバースグリッドによるフロントローからのスタートで明日はポイントを稼げるようがんばります

Néstor Girolami
Néstor Girolami 29
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
トップ10入りはちょっとギリギリでしたが、本当に厳しいQ1とQ2で6番手を獲得できて、2つのいいスターティング・ポジションを確保できたことになります。パフォーマンスにはとても満足していて、メカニックやエンジニアには感謝しています。グエリエリとともに9番手と10番手なるかと予想されていたことを思えば、Q2の結果はほぼパーフェクトでした。自分のレースをすることを断念してチームプレーをしてくれたアッティラ(タッシ)にも、本当に感謝しています。彼もプロフェッショナルですから、グエリエリを支える重要性を理解していると思います。明日のレース1はチャンピオンシップをかけた戦いになり、誰しもリスクは取りたくないはずですから、チャンスはあると思います

Attila Tassi
Attila Tassi 9
ALL-INKL.DE Münnich Motorsport
とても充実した1日でした。僕にとって理想的とは言えなかった4週間を経て、リズムを取り戻せたのはとてもいい感触です。Honda CIVIC TCRの中で最速を目指すのは非常に意欲をかき立てられ、FP1からFP2、FP2から予選へと進みながら着実に改善していると実感しました。Q2では攻撃のチャンスは1度しかなく、これはチームと決めたことですが、グエリエリのトップ10入りを守るためにQ3を断念しました。長いこと待ち望んでいたのでQ3に進みたかったのですが、Hondaのチームの一員としてここにいるので、グエリエリがリバースグリッドからのスタートでタイトル獲得の希望が残っているのはうれしいことです

Tiago Monteiro
Tiago Monteiro 18
ALL-INKL.DE Münnich Motorsport
とてもフラストレーションのたまる1日でした。全体的にFP1はそれほど悪くなく、パフォーマンスもまずまずだったのですが、FP2でいくつかトラブルが生じてしまい、十分な走りができませんでした。とはいえ、トップ10入りの可能性はありましたが、残念ながらクラッチのトラブルがあり、予選に入ると徐々に悪化しました。チャンスは2回しかなく、1回目のアタックの半ばまでしか走れませんでした。最後尾に近いところからのスタートは理想的とは言えませんが、なんとかやり抜こうと思います


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