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WTCR 2022
Round 4

WTCRスペイン大会はHonda Civic Type R TCRドライバーたちの次なるチャレンジ

es Motorland Aragón

Honda Racingのネストール・ジロラミ、エステバン・グエリエリ、アッティラ・タッシとティアゴ・モンテイロは、混戦が見込まれる今週末のFIAワールド・ツーリングカー・カップ第4戦スペイン大会が開催されるモーターランド・アラゴンに向かいます。

WTCRスペイン大会はHonda Civic Type R TCRドライバーたちの次なるチャレンジ

全長5.344kmのサーキットは、2020年にグエリエリ/ジロラミが1-2フィニッシュを成し遂げた場所ではあるものの、それ以外は昨年のレースで12位に終わったジロラミがベストの結果であることから分かるように、Honda Civic Type R TCRにとっては試練の場でもあります。今回のスペイン大会も、サーキットの特性やコンペンセーションウエイトのハンデを考えると、見込みはあまり変わりません。

しかし、Honda Racingの両カスタマーチームとも士気は高く、特にALL-INKL.COM Münnich Motorsportとグエリエリ/ジロラミはチームランキングはトップで挑みます。「ベブ」ことジロラミは、ハンガリー大会での表彰台獲得もあり、現在ポイントランキングは2位、また同じくアルゼンチン出身のグエリエリもランキングトップ5を守る狙いです。

LIQUI MOLY Team Engstlerは、今シーズンはやや不運なスタートを切りましたが、Civic Type R TCRでのWTCR参戦のデビューシーズンでもあり、マシンに着々と慣れているステージです。タッシにとって、地元ハンガリー大会で14位/14位は理想ではありませんでしたが、その悔しさをスペインでのポジティブなパフォーマンスで晴らす意気込みです。同様にモンテイロは、ハンガロリングをあとにし、今週末のアラゴンでどのようなチャレンジが待ち受けようとも、チームとともにマシンをもっとよく理解する目的で挑みます。


Néstor Girolami
Néstor Girolami 29
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
アラゴンは我々にとって厄介なサーキットで、毎年トップ10フィニッシュに近づくことがやっとです。雨でも降ってくれない限り、ほかのチームより重いコンペンセーションウエイトを積む予想ですので、ほとんど打つ手はないように思えます。しかし、現在ランキングでは2位と、チームとしてはリードしていますので、とにかくベストを尽くすモチベーションはあります 

Esteban Guerrieri
Esteban Guerrieri 86
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
モータースポーツは「我慢」だと確信していますが、まさにそんな週末になると思います。今までのパフォーマンスから、アラゴンとHonda Civic Type R TCRの相性が悪いことはほぼ間違いありません。しかし、その中でもベストなセットアップを見つけ、最大限のパフォーマンスを出します。今、1点でも2点でも多く取れたら、後々に大きなプラスになる可能性もありますので、チャンスはすべて活かします 

Attila Tassi
Attila Tassi 9
LIQUI MOLY Team Engstler
地元のハンガロリングでは思うように行かなかったため、アラゴンではリベンジを果たしたいのですが、今までのここでのパフォーマンスを考えると、むやみに期待はできないと思います。大きくポイントを取るには、前を走る車が何かしらのトラブルがあったりしない限り、現実的には見込めませんので、それよりも着々と準備を進め、どのようなチャンスがあるかを見極めます。また、ベストな結果を出すためには、Hondaドライバー4人が協力し合う必要がある週末だと感じています 

Tiago Monteiro
Tiago Monteiro 18
LIQUI MOLY Team Engstler
アラゴンは、タフな週末になりそうだと予想していますが、同時にオープン・マインドで挑もうとも考えています。プレッシャーはありますが、マシンのバランス含め、基本的なところはしっかりと押さえようと思います。LIQUI MOLY Team Engstlerチームとともにマシンの理解を深める週末になると思います。レース中、少なくとも我々Honda Racingドライバー同士はライバル、ポイント獲得を目指します 


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