Qualifying
WTCR 2022
Round 7

ジロラミが再びポールポジションを獲得

fr Anneau du Rhin

アノー・デュ・ハン(フランス)で開催されている2022年FIAワールド・ツーリング・カー・カップ(WTCR)の第7戦の予選で、ネストール・ジロラミが3回目のポールポジションを獲得しました。

ジロラミが再びポールポジションを獲得

WTCR初のサーキットで行われた予選で、ジロラミはQ2とQ3で最速をマークし、1時間26分546秒という最速記録で最大の10ポイントを獲得しました。

予選のシュートアウトでは最後尾につけ、最後にベストパフォーマンスを出すという狙いでした。

ベブ(ジロラミ)は今季3回目のポールポジションだけでなく、首位との差を縮めて2回連続での 2位獲得を果たしました。

ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのチームメートであるエステバン・グエリエリは、ヴァレルンガでの5位から4位へと順位を上げ、2度目のQ3シュートアウト進出を決めました。

Q2ではジロラミと0.034秒差となったグエリエリは、ドライバーズ・チャンピオンシップに向けて4ポイント獲得し、チームの順位にも貢献しました。



ティアゴ・モンテイロは、予選での今季ベストを記録し、LIQUI MOLY Team Engstlerチームは6位を獲得しました。

モンテイロはQ2の0.077秒差でQ3シュートアウトを逃し、ニアミスでのフラストレーションがあったものの、見事に乗り越えてフィニッシュしました。

モンテイロのチームメート、アッティラ・タッシは11位が確定するはずでしたが、Q2のファイナルランでアウトラップのマシンに阻まれる結果となりました。

フリープラクティスではHonda勢のなかで最速をマークしたタッシのペースは疑いの余地がなかっただけに、ウォームアップ中のマシンに阻まれてなすすべもなく、トップ10入りを逃したのは受け入れ難い結果でした。


Néstor Girolami
Néstor Girolami 29
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
チームにとってタフなシーズンの中で、今回のポールポジションは、すばらしい結果です。最初のセクターは最も苦手とする長いストレートなので、残りの周回でばん回できると思いながら切り抜けました。最後のセクターでタイヤがスタックし、接触すると思いましたが、ぎりぎりのところで完ぺきな判断がとれました。獲得したポイントは重要で、首位から数ポイント奪うことができました。明日も新たなチャンスです。

Esteban Guerrieri
Esteban Guerrieri 86
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
チームで両者ともにQ3に進むことができましたし、ライバルとの差を縮められたことを考えれば、予選で4位は、まずまずの結果だと思います。他のチームには少し余力があるかもしれませんが、とにかく自分達に集中してセカンドローから戦い、アタックを狙います。ジロラミがまたポールポジションを獲得できたわけですし、今は予選の結果を味わいます。 

Tiago Monteiro
Tiago Monteiro 18
LIQUI MOLY Team Engstler
結果は予想を上回りましたし、今季を振り返ればずっと良くなりました。いくつか調整の必要がありますが、パフォーマンスは今週末の最初から変わっていません。あと少しのところでQ3を逃したのは惜しかったですが、6番グリッド、5番グリッドからでも十分に戦えます。ロングストレートで、ウエイトのせいであまりスピードが出ないので、第1コーナーで後退するかどうかは興味深いところですが、解決策を探るために努力を重ね、これまでに成果を上げてきたことが重要です。 

Attila Tassi
Attila Tassi 9
LIQUI MOLY Team Engstler
フラストレーションが大きいです。ピットを出た瞬間からとても感触がよく、プラクティスセッションでもタイムに表れ、Hondaチームで最速をマークすることができました。みんながそれぞれ前進することはわかっていましたが、今季初めてQ3に進む自信があったので、ウォームアップラップ中のマシンに阻まれてそれを果たせず、彼らがペナルティーにもならなかったのはとても残念です。LIQUI MOLY Team Engstlerチームがすばらしいマシンを準備したのに、全く報われなかったということです。とはいえ、明日はまた新たな1日です。気持ちを入れ替えて戦います。 



投稿日