WTCR初のサーキットで行われた予選で、ジロラミはQ2とQ3で最速をマークし、1時間26分546秒という最速記録で最大の10ポイントを獲得しました。
予選のシュートアウトでは最後尾につけ、最後にベストパフォーマンスを出すという狙いでした。
ベブ(ジロラミ)は今季3回目のポールポジションだけでなく、首位との差を縮めて2回連続での 2位獲得を果たしました。
ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのチームメートであるエステバン・グエリエリは、ヴァレルンガでの5位から4位へと順位を上げ、2度目のQ3シュートアウト進出を決めました。
Q2ではジロラミと0.034秒差となったグエリエリは、ドライバーズ・チャンピオンシップに向けて4ポイント獲得し、チームの順位にも貢献しました。
ティアゴ・モンテイロは、予選での今季ベストを記録し、LIQUI MOLY Team Engstlerチームは6位を獲得しました。
モンテイロはQ2の0.077秒差でQ3シュートアウトを逃し、ニアミスでのフラストレーションがあったものの、見事に乗り越えてフィニッシュしました。
モンテイロのチームメート、アッティラ・タッシは11位が確定するはずでしたが、Q2のファイナルランでアウトラップのマシンに阻まれる結果となりました。
フリープラクティスではHonda勢のなかで最速をマークしたタッシのペースは疑いの余地がなかっただけに、ウォームアップ中のマシンに阻まれてなすすべもなく、トップ10入りを逃したのは受け入れ難い結果でした。