グエリエリはレース1ですばらしい走りで序盤をリードし、結果は3位表彰台を獲得しました。
2番グリッドからスタートしたグエリエリは1コーナーでトップに躍り出ると、1周目はレースをリードしながら走行しました。しかし最終コーナーでポールシッターに入り込まれ、アウト側の芝生へ追いやられてしまいました。
その後、グエリエリはレース1で3位にてチェッカーフラッグを受け今シーズン自身3度目の表彰台を獲得し、レース2では6位となりました。
3週間後にソチ・オートドロームで開催される最終戦では最大60ポイント獲得可能なため、トップと37点差のグエリエリはタイトル獲得の望みを持って最終戦に挑むことになります。
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport Civic Type R TCRで戦うチームメートのネストール・ジロラミもレース1で健闘を見せ、8位を獲得しました。
レース2では3列目からスタートしたジロラミはすばらしいスタートを決めて4番手まで浮上しましたが、その後連続して2度の衝突に巻き込まれてしまいました。
インにスペースを残していたにも関わらず、長い右コーナーの4コーナーで後ろから接触されグラベルに押し出されてしまいました。コース上にマシンを戻した後、今度は2台のマシンにサイドから接触され、1周目の終わりにリタイアを余儀なくされました。
アッティラ・タッシ(ALL-INKL.DE Münnich Motorsport)は無事にレース1、レース2ともに走りきり、12位を獲得しました。
11番手からスタートをしたレース2で、タッシはいいスタートを決めることができましたが、レース中のバトルでアウトに押し出されてしまいました。しかしすぐにコース上へ復帰するとレースの半分以上ですばらしいディフェンスを見せながらポジションを守り切り、12位でチェッカーフラッグを受け4ポイントを獲得しました。レース1は16位でレースを終えています。
予選で発生したクラッチのトラブルによって、ティアゴ・モンテイロ(ALL-INKL.DE Münnich Motorsport)は両レースをチームが以前から検討していた代替のセットアップを試すことにしました。
新しいセットアップでの経験がなかったにも関わらず、モンテイロは両レースで健闘し、レース1ではチームメートのタッシのすぐ後ろ17位でチェッカーフラッグを受けました。レース2ではさらにポジションを上げ、15位となりました。