Qualifying
WTCR 2022
Round 1

ジロラミとグエリエリが開幕戦予選でポールポジション&2番手を獲得

fr Pau Ville

FIAワールド・ツーリングカー・カップ(WTCR)がフランス・ポーで開幕を迎えました。Honda Racingのネストール・ジロラミとエステバン・グエリエリが開幕戦から予選ワン・ツーを獲得するすばらしい活躍を見せました。

ジロラミとグエリエリが開幕戦予選でポールポジション&2番手を獲得

ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのチームメート同士であるジロラミとグエリエリは、予選終盤に他車と大きく差をつけ安定したペースで走行しました。ジロラミは1分19秒783のタイムをマークし、WTCRで自身4度目のポールポジションを獲得しました。

Q2で最速タイムをマークしたグエリエリはQ3へ進出すると、全長2,76kmの市街地サーキットで1分19秒937をマーク。ポールポジションのジロラミとわずかな差で2番手を獲得しました。

ジロラミのポールポジション獲得、そしてグエリエリのQ2でのタイムが全予選セッションの中で最速だったため、Honda Civic Type R TCRの2台は合計で18ポイントを獲得しました。

同じくHonda勢のリキモリ・チーム・エングストラーも予選で好成績を挙げました。アッティラ・タッシがQ2終盤に9番手タイムをマークし、リバースグリッドで行われるレース2をフロントローからスタートします。



コースバリアの修復作業のために1時間近く中断された後のQ2最後の2分間では惜しくもトップ10入りを逃してしまいましたが、タッシは落ち着いてアタックをし、レース2の2番グリッドを獲得しました。

予選後にチームがマシンにダメージを発見しましたが、それにも関わらずタッシは予選ですばらしい結果を出すことができました。

チームメートのティアゴ・モンテイロは新しく進化したCivic Type R TCRでの走行を楽しみながら、予選は15番手となりました。

モンテイロはフロントタイヤの新品2セットをうまく作動させることができず、ユースドのセットへと変更をしました。

その結果モンテイロはタイムを上げましたが、Q2進出をわずかな差で逃してしまいました。


Néstor Girolami
Néstor Girolami 29
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
キャリアの中で一番と言えるポールポジションだったと思います。ドライバーにとっては簡単なサーキットではなく、ニュルブルクリンクでポールを取るのに匹敵するくらい、とても意味のあるサーキットの一つです。FP1からトップ3に入ることができ、すばらしい車を用意してくれたチームに感謝をしています。エステバン(グエリエリ)がQ2でとてもよいタイムを出し、それが参考となりポールポジションを獲得する走りにつなげることができました。トップ2からスタートできるレースに期待は高まりますが、まずは自分たちのすべきことをしっかりこなしていきたいと思います

Esteban Guerrieri
Esteban Guerrieri 86
ALL-INKL.COM Münnich Motorsport
すばらしいシーズンの幕開けの日となりました。手探りで始まった一日でしたが、最高の形で終えることができました。Honda Civic Type R TCRの力を最大限に引き出すことができたのではないかと思います。コンマ1秒を争う状況の中、ラップタイムを最大限に引き出すことができ、予選での走行を楽しむことができました。チームはすばらしい仕事をしてくれたので、この喜びをALL-INKL.COM Münnich Motorsportの皆と分かち合いたいと思います

Attila Tassi
Attila Tassi 9
LIQUI MOLY Team Engstler
予選を9番手で終えることができ、ポジティブな一日となりました。久しぶりのレースウイークを楽しみながら、最初のFP1から改善をすることができました。FP1で壁に激しくぶつかってしまいましたが走行を続けることができ、FP2で加えた変更がいい方向に作用して予選も順調に進めることができました。マシンのバランスはよかったです。いくつかのコーナーでホイルスピンがありましたが、ダメージが原因でフロントのグリップが失われていたためと判明しました。開幕戦から表彰台を狙える結果となり、今日の予選は満足する結果となりました

Tiago Monteiro
Tiago Monteiro 18
LIQUI MOLY Team Engstler
願ったようなシーズンの幕開けとはならず、正直フラストレーションのたまる日でした。市街地サーキットはオーバーテイクが難しいので、予選ではもう少しいい位置を獲得したかったです。FP中の感触はよく、いくつかの場所ではさらにタイムを上げられそうだと感じていました。しかし予選では、新品タイヤのセットではうまく作用せず、フロントとリアがうまくマッチしませんでした。ユースドのセットに変更すると改善し、ベストタイムをマークすることができました。後方近くからスタートをするため、注意しなくてはいけません。オーバーテイクの機会は少ないかもしれませんが、ポイント獲得を目指してベストを尽くします


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