ALL-INKL.COM Münnich Motorsportのチームメート同士であるジロラミとグエリエリは、予選終盤に他車と大きく差をつけ安定したペースで走行しました。ジロラミは1分19秒783のタイムをマークし、WTCRで自身4度目のポールポジションを獲得しました。
Q2で最速タイムをマークしたグエリエリはQ3へ進出すると、全長2,76kmの市街地サーキットで1分19秒937をマーク。ポールポジションのジロラミとわずかな差で2番手を獲得しました。
ジロラミのポールポジション獲得、そしてグエリエリのQ2でのタイムが全予選セッションの中で最速だったため、Honda Civic Type R TCRの2台は合計で18ポイントを獲得しました。
同じくHonda勢のリキモリ・チーム・エングストラーも予選で好成績を挙げました。アッティラ・タッシがQ2終盤に9番手タイムをマークし、リバースグリッドで行われるレース2をフロントローからスタートします。
コースバリアの修復作業のために1時間近く中断された後のQ2最後の2分間では惜しくもトップ10入りを逃してしまいましたが、タッシは落ち着いてアタックをし、レース2の2番グリッドを獲得しました。
予選後にチームがマシンにダメージを発見しましたが、それにも関わらずタッシは予選ですばらしい結果を出すことができました。
チームメートのティアゴ・モンテイロは新しく進化したCivic Type R TCRでの走行を楽しみながら、予選は15番手となりました。
モンテイロはフロントタイヤの新品2セットをうまく作動させることができず、ユースドのセットへと変更をしました。
その結果モンテイロはタイムを上げましたが、Q2進出をわずかな差で逃してしまいました。