Iker Lecuona 7
イケル・レクオーナ
2000年1月6日、スペイン・バレンシア生まれ。
スペイン国内のジュニアカテゴリーで実績を積み、15年にFIM CEV Repsol Moto2国際選手権にデビュー。16年にはロードレース世界選手権(MotoGP)のMoto2クラスにデビューし、6戦に出場しました。
17年からはMoto2にレギュラー参戦し、18年のバレンシアGP(2位)と19年のタイGP(3位)で2度の表彰台を達成。19年の最終戦、地元バレンシアGPでMotoGPクラスデビューを果たしました。
20年、MotoGPクラスにレギュラー参戦を開始。コロナ禍の困難な時期にクラス入りしたにもかかわらず、ルーキーイヤーに3回のトップ10入りを果たし、堅実なデビューシーズンになりました。2年目の21年は、オーストリアGPで6位入賞のベストリザルトを記録するなど、3回のトップ10フィニッシュ。総合20位でシーズンを終えました。
22年からは新たにHondaのファクトリーライダーとして契約し、スーパーバイク世界選手権(WSBK)に参戦。第2戦で早くも表彰台を獲得するなど、印象的なルーキーシーズンを過ごし、総合9位となりました。
また、3年ぶりに日本で開かれた鈴鹿8耐に、長島哲太、高橋巧とともに「Team HRC」として参戦し、Hondaとしては14年以来となる8年ぶり28回目の優勝に貢献しました。
翌23年も引き続きTeam HRCよりWSBKに参戦し、何度もトップ5入りを果たしました。また、Repsol Honda TeamとLCR Teamの代役ライダーとして、HRCからMotoGPに7回参戦しました。
ホンダ・レーシング・コーポレーションは、22年と23年のWSBKでHondaの旗手として活躍し、その才能、スピード、積極的な姿勢でコース内外に印象を残したレクオーナとチームメートのチャビ・ビエルゲとともに今後2年間(24-25年)の契約延長を発表しました。