Preview
WorldSBK 2022
Round 12
長島哲太が代役参戦。最終戦フィリップアイランドに挑む
Phillip Island
インドネシア戦を終えて3日も経たないうちに、Team HRCは既にオーストラリア入りし、今週末フィリップアイランドで開催される2022年スーパーバイク世界選手権最終戦の準備にかかっています。
マンダリカでケガをしたイケル・レクオーナの代役として、HRCテストライダーの長島哲太が参戦します。レクオーナは既にスペインに戻り、数週間の休養をとって回復に向かいます。
今年の鈴鹿8耐優勝メンバーである長島にとって、今大会はSBKデビュー戦となりますが、Team HRCとの合流は初めてではありません。今年6月に、手のケガで休養中だったチャビ・ビエルゲに代わって、レクオーナとともに2日間のミサノテストに参加した経験があります。
先週のインドネシア戦では、ビエルゲは終始好ファイトを見せて、3レースともトップ10フィニッシュ、レース1では6位でした。ビエルゲは2023年シーズンも見据えて、できるだけ総合順位を上げてトップ10入りを果たす意気込みです。
1956年に竣工されたフィリップアイランド・サーキットは、オーストラリアのビクトリア州、メルボルンの南方約140kmにあります。海のすぐ近くということもあり、スーパーバイク世界選手権の中でも、ユニークな絶景が楽しめる場所です。レイアウトは、全長4.445km、合計12コーナー(左:7、右:5)で構成され、メインストレートの長さは835mです。昨年のスーパーバイク世界選手権では、コロナウィルスによる入国規制の影響で開催が見送られたため、今年はその分、各チームのモチベーションが上がっています。