テストを実施した現地時間1月24日(水)と25日(木)の両日は、晴れ渡った空とちょうどよい気温というほぼ理想的な天候。その好条件下で、ワークスライダーのイケル・レクオーナとチャビ・ビエルゲは、10時30分から18時までの間、トラックタイムを最大限に活用しました。今回の調整では、両選手も2日間にわたり相当数の周回をこなし、マシンのパフォーマンスとポテンシャルについての理解をさらに深めたようです。
一方、Team HRCとしては新しいCBR1000RR-R FIREBLADE SPの堅実なベースセットアップをすることに注力。マシン各部に施された一連のアップグレードをテストし、昨年11月にヘレスでデビューを飾ったこのマシンのさらなる調整に時間を費やしました。またこれらのセットアップ作業に加えて、2024年のレギュレーションに導入された新しいE40持続可能燃料をテストしてデータを収集しました。
次回のテストは現地時間の1月29日(月)から30日(火)にかけてポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで行い、今後のシーズンへの準備を続ける予定です。