Race 2
WorldSBK 2022
Round 11

ビエルゲがSPレース9位、レース2は7位。今大会すべてのレースでポイントを獲得

id Mandalika International Street Circuit

第10戦インドネシア大会は11月13日、スーパーポール(SP)レースと決勝レース2が行われ、前日のレース1を6位でフィニッシュしたチャビ・ビエルゲ(Team HRC)は、SPレースで9位、レース2で7位に入り、3レースともにポイントを獲得しました。

ビエルゲがSPレース9位、レース2は7位。今大会すべてのレースでポイントを獲得

午前中に行われたSPレースでは、7番グリッドから決勝に挑み、オープニングラップ7番手から、4周目には大混戦の中で他車と接触して10番手へとポジションを落としますが、後半は、アクセル・バッサーニ(ドゥカティ)、スコット・レディング(BMW)、アレックス・ローズ(カワサキ)、マイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)らとし烈な5番手争いのグループに入り、9位でフィニッシュしました。SPレースは10ラップの戦い。グリッドがとても重要になります。今大会はレース前半にポジションを落とし、リカバリーすることができませんでした。

この結果、ビエルゲは3列目9番手からレース2に挑むこととなり、7位でフィニッシュしました。

ビエルゲはオープニングラップ8番手につけると、2周目にレディングを抜いて7番手へ。7周目にローズをパスして6番手へとポジションを上げました。それからは、5台で形成されたトップグループを視野に快調にラップを重ねました。後半はレディングに抜かれ7番手に後退しましたが、ギャレット・ゲルロフ(ヤマハ)、ローズ、リナルディらの追撃を振り切って7位でチェッカーを受けました。

レース2でビエルゲは、レース前半はトップグループと同じ1分33秒台で周回を重ねました。後半は1分34秒台へとペースを落とし、7位でチェッカーを受けることになりましたが、6位だったレース1より、レースタイムを15秒短縮しました。ビエルゲが1大会3レースすべてのレースでポイントを獲得するのは、2戦連続今季4回目となりました。

第10戦を終えて、今大会をケガのために欠場したイケル・レクオーナ(Team HRC)は総合9位、ビエルゲは総合10位となりました。また、今大会タイトルに王手をかけていたアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が2022年シーズンのタイトルを獲得しました。

シーズンは残り1戦。最終戦第12戦オーストラリア大会が10月18日から20日までの3日間、フィリップアイランドで開催されます。


Xavi Vierge
Xavi Vierge 97
Team HRC
今日のレースでポジティブなことは、昨日より大きく一歩前進できたことです。マシンのセットアップで、チームがとてもいい仕事をしてくれました。ウオームアップから強さと速さがありました。今日は2レースともにとても厳しいコンディションの中でたいへんな戦いでした。最終的な結果は、私たちの進歩を反映していませんが、タイムには反映されています。今日は昨日より15秒もレースタイムが短縮されました。明らかに一歩前進しました。トップライダーたちに近付いていることは明らかです。チームに感謝しています。そしてチームメートが早く回復することを願っています。アルバロはすばらしいシーズンを過ごしました。タイトルを獲得したアルバロに本当におめでとうと言いたいです

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