WSBK開幕戦のレース1でビエルゲがトップ10フィニッシュし、ポイントを獲得
2月24日(土)、スーパーバイク世界選手権(WSBK)開幕戦のレース1が行われ、Team HRCのチャビ・ビエルゲが、シーズン最初のレースに挑みました。今大会は、レース途中にタイヤ交換が義務づけられるフラッグ・トゥ・フラッグのルールが採用され、その中でビエルゲはしっかりと走り抜いて10位でフィニッシュ。今季開幕戦でポイントを獲得しました。
チームメートのイケル・レクオーナは、大会前の火曜日に行われた公式テストで転倒し左肩を負傷。金曜日のフリー走行に挑みましたが、レースに出場するのは不可能というメディカルの判断で今大会を欠場することになりました。
そのためTeam HRCは、ビエルゲだけの参戦となりましたが、ビエルゲはセッションをこなすごとに確実にタイムを短縮し、15分間で行われたスーパーポール(予選)では、フリー走行のベストタイム1分29秒455を更新、1分29秒000で13番グリッドを獲得しました。
今大会は、大会前に路面の大改修が行われたことでタイヤの摩耗が激しいことが判明。レース周回数の20ラップを走行するのは厳しいという判断で、レース中盤にタイヤ交換を義務づける特別ルールでレースが実施されました。
5列目13番グリッドから好スタートを切ったビエルゲは、オープニングラップこそ14番手とポジションを落としましたが、周回を重ねるごとに確実にポジションを上げ、7周目には12番手に浮上しました。その後、11周目にタイヤ交換となったビエルゲは、すばやいピット作業を終えて12番手でコースに復帰。14周目には1分29秒426という自身のレース中のファステストラップをマークして12番手から10番手に浮上するとそのままフィニッシュ。2024年シーズンの初戦でポイントを獲得しました。
明日25日(日)は、13時からスーパーポールレース、16時にレース2が行われます。
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