ビエルゲとレクオーナがホームレースに意欲を燃やす

Team HRCのイケル・レクオーナとチャビ・ビエルゲは、ともにホームラウンドであるこの大会で、力強いパフォーマンスをファンに見せたいと意欲を示しています。昨年の大会では、レクオーナはレース1でポールポジションを獲得し、決勝レースではベストリザルトの6位。ビエルゲはレース2で同じく6位の結果を残しています。オランダ大会では厳しい戦いを強いられましたが、今回はスペインの地でよりよい結果を残すことを望んでいます。また、カタルニア・サーキットで行われたテストではポジティブな結果が得られており、自信は十分にあります。

ヘレスから直接バルセロナ入りをしたレクオーナは、MotoGPでマルク・マルケスの代役を務め、忙しい2週間を過ごしてきました。そのため、土曜日の練習走行でCBR1000RR-R FIREBLADE SPの感触を取り戻し、チームメートのビエルゲとともにバトルを繰り広げることになります。

バルセロナのカタルニア・サーキットは1991年に竣工、F1やMotoGPのラウンドも開催されていましたが、2020年からはスーパーバイク世界選手権のみの開催となりました。2018年に再舗装されたこのサーキットは、現在は全長4.657kmで14のコーナーからなり、そのうち8つが右コーナー、6つが左コーナーとなっています。モンメロの施設は、バルセロナ市街地からわずか数キロメートルという恵まれた立地です。