Race 2
WorldSBK 2022
Round 10

レクオーナ&ビエルゲ 両レースでポイント獲得

ar Circuito San Juan Villicum

スーパーバイク世界選手権第10戦アルゼンチン大会は、10月23日、サン・ファン・ビリカムでスーパーポールレースとレース2を行い、Team HRCの両選手が2レースともにポイントを獲得しました。イケル・レクオーナは、SPレースで6位、レース2で7位、チャビ・ビエルゲは、SPレースで8位、レース2を6位でフィニッシュしました。両選手ともサン・ファン・ビリカムを走るのは初めてですが、前日に行われたレース1も合わせ、3レースともにポイントを獲得しました。

レクオーナ&ビエルゲ 両レースでポイント獲得

レクオーナは、10周で行われたSPレースでは6位でした。予選4番手からオープニングラップは3番手。その後、レースの大半はマイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)とアレックス・ローズ(カワサキ)と4位争いのグループを形成し、終始、グループのトップを走りました。表彰台に立ったアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、2位のジョナサン・レイ(カワサキ)、3位のアクセル・バッサーニ(ドゥカティ)からは徐々に遅れましたが、表彰台を視野に入れた快走でした。

午後に行われたレース2は、気温が28℃まで上昇。6番グリッドからスタートしたレクオーナは、1コーナーの混雑の中で10番手に後退しました。しかし、すぐに追い上げを開始し、4周目には7番手までポジションをばん回、チームメートのビエルゲを追走する展開となり7位でフィニッシュしました。

今大会、ビエルゲは、開幕戦アラゴン、第8戦バルセロナ大会に続き、3レースすべてのレースでポイントを獲得しました。この日、最初に行われたSPレースでは、10番グリッドからオープニングラップ9番手につけると、レース中盤に8番手に浮上。バッサーニ(ドゥカティ)を追走しチェッカーを受けました。

8番グリッドからスタートしたレース2では、好スタートを切ってオープニングラップに6番手へ浮上、2周目にはさらに5番手までポジションを上げました。その後、レイ(カワサキ)に抜かれ再び6番手へ。中盤以降は、追い上げてきたチームメートのレクオーナとランデブー走行となり、ビエルゲが6位、レクオーナが7位でチェッカーを受けました。

10戦を終えてレクオーナは、189ポイントを獲得して総合8位、ビエルゲは134ポイントを獲得して総合10位につけています。次戦インドネシア大会は、11月11日から13日の3日間、マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催されます。


Iker Lecuona
Iker Lecuona 7
Team HRC
今日はとてもフラストレーションがたまったと同時に、とてもうれしいです。なぜならレース2では前のライダーに問題があったのに彼をパスできなかったからです。スタートがうまく行かなかったのは事実ですし、ロリス・バズ(BMW)が転倒して、バッサーニがコーナーで問題を抱えていたことで彼をパスすることができました。でもチャビとのギャップが縮まると、何もできなくなりました。クリーンなオーバーテイクができませんでした。もしチームメートではなかったら、リスクをもっと負ったかもしれませんが、この場合は安全な走りをした方がいいと思いました。でもそれは不可能でした。レース中盤は、タイヤが少し滑りやすくなってきたので、タイヤを温存することにしました。そして残り5周になるころに再びプッシュしました。チャビにかなり接近し、もっといい走りができると感じました。僕はストレートでタイムが落ちていましたが、彼をオーバーテイクしたいと思いました。チャビの前を走るリナルディともバトルをしたいと思っていました。それがフラストレーションがたまった部分です。今回は予選とレース1で4番手を獲得し、SPレースで6位を獲得できて、悪くないレースウイークでした。チームに感謝したいと思います。これから家に帰ってゆっくりします。充電して、インドネシアに向けて準備をしたいと思います

Xavi Vierge
Xavi Vierge 97
Team HRC
レースウイークを通して行った仕事に対し、とてもうれしく思っています。このサーキットは僕たちにとって、とても厳しいコースでした。特にセクター3と4ではかなりタイムをロスしていました。でもチームは慎重に、あらゆる手段を尽くしてすばらしい仕事をしてくれました。そのためコースに出るたびに、少しずつ前進することができました。FP3の後、フロントを調整したところ、レースでポジションを上げていく自信がつきました。予選ではわずかの差で3列目を逃してしまい、後方からのスタートでいろいろ難しくなってしまいました。そのため、SPレースではグリッドポジションを上げられるようにがんばることがとても重要でした。僕たちにはいい戦略があり、目標を達成するために正しいタイヤ選択をすることができました。これがレース2でとても役立ちましたし、それに加えていいスタートを切ることができました。リナルディに追いつき、彼をオーバーテイクしようとがんばりましたが、彼の方が速いエリアと、僕の方が速いエリアがありました。でも彼をオーバーテイクするには十分ではありませんでした。それでもポジティブなレースになりました。レースウイークを通してたくさん学ぶことができたので、僕とチームにとってはよかったです


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