レクオーナは、10周で行われたSPレースでは6位でした。予選4番手からオープニングラップは3番手。その後、レースの大半はマイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)とアレックス・ローズ(カワサキ)と4位争いのグループを形成し、終始、グループのトップを走りました。表彰台に立ったアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、2位のジョナサン・レイ(カワサキ)、3位のアクセル・バッサーニ(ドゥカティ)からは徐々に遅れましたが、表彰台を視野に入れた快走でした。
午後に行われたレース2は、気温が28℃まで上昇。6番グリッドからスタートしたレクオーナは、1コーナーの混雑の中で10番手に後退しました。しかし、すぐに追い上げを開始し、4周目には7番手までポジションをばん回、チームメートのビエルゲを追走する展開となり7位でフィニッシュしました。
今大会、ビエルゲは、開幕戦アラゴン、第8戦バルセロナ大会に続き、3レースすべてのレースでポイントを獲得しました。この日、最初に行われたSPレースでは、10番グリッドからオープニングラップ9番手につけると、レース中盤に8番手に浮上。バッサーニ(ドゥカティ)を追走しチェッカーを受けました。
8番グリッドからスタートしたレース2では、好スタートを切ってオープニングラップに6番手へ浮上、2周目にはさらに5番手までポジションを上げました。その後、レイ(カワサキ)に抜かれ再び6番手へ。中盤以降は、追い上げてきたチームメートのレクオーナとランデブー走行となり、ビエルゲが6位、レクオーナが7位でチェッカーを受けました。
10戦を終えてレクオーナは、189ポイントを獲得して総合8位、ビエルゲは134ポイントを獲得して総合10位につけています。次戦インドネシア大会は、11月11日から13日の3日間、マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催されます。