ビエルゲとレクオーナがホームラウンドのアラゴンでさらなる飛躍を目指す

MotorLand Aragón

スーパーバイク世界選手権(WSBK)第10戦アラゴン大会が9月22日(金)～24日(日)、スペインのモーターランド・アラゴンで開催されます。Team HRCのチャビ・ビエルゲ、イケル・レクオーナの両選手にとってはホームラウンドとなるため、チーム一丸でベストリザルトを目指します。

昨年、開幕戦の舞台となったアラゴンでレクオーナは6位-10位、ビエルゲは7位-8位と、両レースともにポイントを獲得。今年は3月と8月にアラゴンでテストを実施しており、昨年以上の活躍が期待されます。両選手はテストで収集したデータを最大限に活かし、金曜日のフリー走行から好スタートを狙います。

2週間前にマニクールで開催された第9戦フランス大会は、例年にない35℃という厳しい暑さの中でライバルたちと戦いました。今大会は、フランス大会のような厳しい条件にならないことが望まれます。

モーターランド・アラゴンは、アラゴン州アルカニスの郊外にあり、建築家でサーキットデザイナーとして知られるヘルマン・ティルケ氏が手掛けました。全長5.077km、右コーナーが7個、左コーナーが10個。バラエティに富んだコーナーが続くレイアウトは、ライダーに人気です。2009年にオープンし、11年からWSBKの舞台として定着しました。スペインでは5番目にWSBKが開催されたサーキットです。

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Xavi Vierge ⁹⁷

Team HRC

アラゴンは、自分にとってはホームラウンドの一つです。数週間前のテストでは多くの周回をこなし、セットアップでもさまざまなことにトライできました。その点では、レースウイークへ向けてすでに準備はできています。今大会は、自分たちが持っているデータを最大限に活用しなければなりません。私は自分自身のライディングスタイルに集中するつもりです。前戦フランス大会のあと、いつも通りしっかりとトレーニングを行ってきました。フランス大会のフリー走行では大きな転倒を喫しましたが、今は完全に回復しているので、アラゴンではベストを尽くします

Iker Lecuona ⁷

Team HRC

最近、テストでアラゴンを訪れました。強風の影響を受けながらも、とても順調なテストとなり、新しいパーツも試せました。ベースのセットアップにも少し取り組めたので、今週はいいスタートが切れることを願っています。アラゴンでは十分なポテンシャルがあり、セカンドグループで戦えるはずです。しっかりと地に足を付けて、様子をみたいです