Race 1
WorldSBK 2023
Round 10

決勝レース1はレクオーナが10位、ビエルゲは12位でフィニッシュ

es MotorLand Aragón

モーターランド・アラゴンで開催されているスーパーバイク世界選手権(WSBK)第10戦スペイン・アラゴン大会は、9月23日(土)にスーパーポール(予選)と決勝レース1が行われました。

決勝レース1はレクオーナが10位、ビエルゲは12位でフィニッシュ

イケル・レクオーナとチャビ・ビエルゲを擁するTeam HRCは、今季行ったテストのデータを活かし、初日である22日(金)から順調にセットアップを進めました。初日のセッションで5番手と好調なスタートを切ったレクオーナは、翌23日(土)午前中のフリー走行(FP)でタイムを更新しますが、9番手へとやや後退。初日8番手につけたビエルゲもタイムを更新しましたが、13番手へとポジションを落としました。

その後に行われたスーパーポール(予選)では、レクオーナが1分48秒876のベストタイムで6番グリッドを獲得。一方、ビエルゲは新品タイヤのパフォーマンスをうまく活かせず、セッション序盤に記録した1分49秒418で12番グリッドとなりました。

14時には、18周の決勝レース1がスタート。6番手グリッドから好スタートを切ったレクオーナは、痛恨のジャンプスタートをおかしてダブルロングラップペナルティーを科せられました。

その後、レクオーナは7番手を走行していた4周目に最初のロングラップペナルティーをこなして11番手へとダウン。5周目に2度目のロングラップペナルティーを消化して15番手までポジションを落としました。しかし、レース中盤には13番手へ追い上げ、さらに後半に入ると、チームメートのビエルゲらを抜いて10位でフィニッシュしました。

一方、12番グリッドからスタートを切ったビエルゲは、9番手までポジションを上げました。しかし、予想外のグリップ不足で苦戦し、徐々にポジションを落として12位でチェッカーを受けました。

レクオーナ、そしてビエルゲともに厳しいレースになりましたが、本来の力を発揮すれば、さらに上位でゴールできたことは確実で、日曜日のスーパーポールレースと決勝レース2では、ばん回する意気込みです。


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Iker Lecuona
Iker Lecuona 7
Team HRC
結果はともかく、今日のスピードにはとても満足しています。FP3では苦戦しましたが、スーパーポール(予選)では飛躍的によくなりました。最初のフライングラップで1分48秒台を出すことができ、2本目のタイヤでは、レースペースを確認しながらコンマ1秒短縮することができて大きなステップになりました。決勝レース1に関しては、まずチームに「申し訳ありません」と言わなければなりません。私のキャリアで初めてジャンプスタートをしてしまい、4位か5位になれたレースを逃してしまったからです。それでも、ダブルロングラップペナルティーで15番手までポジションを落とした後、10位以内でフィニッシュすることができたことには満足しています。グループの中で戦わなければならず、オーバーテイクも簡単ではありませんでした。何度か順位を入れ替えることはありましたが、結局は抜くことができませんでした。今日のミスは残念ですが、チームのみんなには感謝しています。このコースでのマシンのフィーリングは良好です 

Xavi Vierge
Xavi Vierge 97
Team HRC
今日の結果には本当にがっかりしています。ウイークを通じていい仕事ができていました。ペースもよかったです。そして、予選でもまずまずの走りができていたのですが、2本目のタイヤで好タイムを出せなかったことが影響しました。いいペースがあったので、4列目からのスタートは結果を残すチャンスでした。スタートも決まったのですが、1周目からリアのフィーリングに苦戦しました。これまでのセッションとは違って、グリップが全くありませんでした。残念な結果でしたが、マシンのセッティングはとてもいいですし、明日は今日よりもっと順調なレースができると確信しています 



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