Team HRCの両選手は、午前中に行われたフリー走行(FP)3で順調にセットアップを進めました。レクオーナは金曜日からベストタイムを1秒以上縮めて総合5番手に浮上。ビエルゲもタイムを更新して12番手でした。
スーパーポール(予選)では、今季最後の戦いに向けてベストグリッドを獲得しようと全力を尽くしました。レクオーナは1本目の新品タイヤでトップ10圏内に入ると、さらに2本目の新品タイヤでコンマ2秒ほどタイムを縮め、ベストタイム1分39秒748をマークして14番手でフィニッシュしました。ビエルゲは1分39秒792のベストタイムで16番手となり、レクオーナが5列目、ビエルゲが6列目からレース1に挑むことになりました。
ビエルゲが15番手、レクオーナが16番手でオープニングラップを終えると、ペースを保ちながら周回を重ねました。4周目にはビエルゲが11番手、レクオーナが12番手へとポジションを上げ、12周目にはレクオーナがビエルゲをかわしました。終盤でさらにポジションを上げてトップ10入りを果たすと、レクオーナ9位、ビエルゲ10位でチェッカーフラッグを受け、20周のレース1を終えました。