Race 1
WorldSBK 2023
Round 12

レクオーナとビエルゲがともにトップ10フィニッシュ

es Circuito de Jerez - Angel Nieto

スーパーバイク世界選手権(WSBK)最終戦スペイン大会の決勝レース1がヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、Team HRCのイケル・レクオーナが9位、チームメートのチャビ・ビエルゲが10位でチェッカーフラッグを受けました。

レクオーナとビエルゲがともにトップ10フィニッシュ

Team HRCの両選手は、午前中に行われたフリー走行(FP)3で順調にセットアップを進めました。レクオーナは金曜日からベストタイムを1秒以上縮めて総合5番手に浮上。ビエルゲもタイムを更新して12番手でした。

スーパーポール(予選)では、今季最後の戦いに向けてベストグリッドを獲得しようと全力を尽くしました。レクオーナは1本目の新品タイヤでトップ10圏内に入ると、さらに2本目の新品タイヤでコンマ2秒ほどタイムを縮め、ベストタイム1分39秒748をマークして14番手でフィニッシュしました。ビエルゲは1分39秒792のベストタイムで16番手となり、レクオーナが5列目、ビエルゲが6列目からレース1に挑むことになりました。

ビエルゲが15番手、レクオーナが16番手でオープニングラップを終えると、ペースを保ちながら周回を重ねました。4周目にはビエルゲが11番手、レクオーナが12番手へとポジションを上げ、12周目にはレクオーナがビエルゲをかわしました。終盤でさらにポジションを上げてトップ10入りを果たすと、レクオーナ9位、ビエルゲ10位でチェッカーフラッグを受け、20周のレース1を終えました。


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Iker Lecuona
Iker Lecuona 7
Team HRC
金曜日から苦しんでいるので、それを考えれば今日の9位は悪くないと思います。FP3は比較的調子がよかったのですが、予選はいまいちでした。1回目のフライングラップはうまくいきましたが、2回目はスピンが多くてタイムをロスし、14番手へとポジションを落としました。ヘレスはオーバーテイクが難しいので、後方からのスタートは厳しい戦いになります。スタートはうまくいきましたが、第1コーナーの混戦の中で、転倒しないことだけを考えました。第2コーナーでビエルゲ選手に抜かれたあとは彼についていくことにしました。レース中盤になると彼のペースが落ち始めたので、そこで追い抜きました。その時点でセカンドグループとは数秒離れていて、差を縮めることはできませんでした。後半はポジションをキープし、終盤は後続にリードを広げ、最終ラップは単独で走りました。ランキング争いを考えて、着実にポイントを獲得することにしました。最後に、タイトル獲得を決めたアルバロ・バウティスタ選手(ドゥカティ)におめでとうと言いたいです

Xavi Vierge
Xavi Vierge 97
Team HRC
ライバルのペースが速く、昨日からかなり苦戦してきたことを思えば、今日の10位は悪くない結果です。予選を16番手で終え、ライバルより優位に立つのは難しい状況でした。しかし、レース1に向けてのペースは悪くなかったので、ポジションアップを図るためにスタートから全力を尽くしました。レース1前半では、前のグループに追いつこうとプッシュしすぎたかも知れません。タイヤを消耗させてしまい、後半はポジションをキープすることだけを考えました。明日は今日のデータを活かし、もっといい結果を残したいです。バウティスタ選手におめでとうと言いたいです。彼は今シーズン、すばらしい走りをみせてくれました。彼は別格です

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