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WorldSBK 2022
Round 9

Team HRC、ヨーロッパラウンド最終戦ポルティマオへ

pt Autódromo Internacional do Algarve

Team HRCとワークスライダーのイケル・レクオーナとチャビ・ビエルゲは、ヨーロッパラウンドの最終戦となるスーパーバイク世界選手権第9戦ポルトガルの開催地、アルガルベ・インターナショナル・サーキットへと向かいました。ポルトガル戦の後は、アルゼンチン、インドネシア、オーストラリアでの戦いが待ち受けています。

Team HRC、ヨーロッパラウンド最終戦ポルティマオへ

先週末、バルセロナで確実な前進を実感したTeam HRCは、ポジティブな意気込みでポルトガル戦に挑みます。

ポルトガルでは、レクオーナが自身初のポールポジションを獲得し、ライダーとしての速さ、CBR1000RR-R FIREBLADE SPの予選での速さを実証しました。ビエルゲは、金曜日に苦戦したとは思えないほど日曜日の両レースで本領を発揮、マシンセットアップが安定していれば、両ライダーとも間違いなくトップ5を狙えることがわかりました。また、ライダーたちは先週アラゴンで2日間のテストをこなし、シーズン終盤に向けて十分に戦闘力を期待させるラップタイムを出しました。

2008年に、WorldSBKのために作られたアルガルベ・インターナショナル・サーキットは、波打つような起伏のあるレイアウトをもち、ライダーにも好評なエキサイティングなサーキットです。リスボンの約300km南、アルガルベに位置するサーキットは、秋に入りつつある今週末、まだまだ穏やかな気候が期待できます。全長4.592kmのサーキットは、9つの右コーナー、6つの左コーナー、計15のコーナーで構成されます。


Iker Lecuona
Iker Lecuona 7
Team HRC
ポルティマオのサーキットは、本当に好きです。2月のテスト以降、ここで走るのは2度目なので、今週末はいいスタートを切ろうと思います。ここから年末に向けて、タイトなレーススケジュールとテストセッションが続き、忙しくなりますが、チーム一体となって集中します。自分も、チームも、HRCも、みんな精一杯頑張っていますが、もっとやらなければいけません。とにかく、慣れ親しんだサーキットで走るのはうれしいことで、トップグループについていくチャンスだと思います

Xavi Vierge
Xavi Vierge 97
Team HRC
ポルティマオのサーキットはとても好きです。プレシーズンのテストで来た時も楽しく、またポジティブな結果が出た期間でした。タフでありつつ、チームにとっては新たな経験もあり学びもあり、前進できたバルセロナの勢いをキープしたいと思います。自分が向かうべき方向性を見定める自信がつきました。今週末のポルティマオの重要ポイントは、タイヤを温存する方法を模索して、そのための電子系のセットアップを探ることです

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