2週間前のポルトガル・ポルティマオでは両ライダーとも高い戦闘力を見せ、特にレクオーナは難関を乗り越えるしぶとさを見せました。ポルトガル大会では、ビエルゲは3回のトップ10フィニッシュなどと安定したパフォーマンス。レクオーナはレース直前までマシンのセットアップに取り組み、レース1/スーパーポールレースを11位/12位で終えたのち、レース3ではクラッシュで戦列からは離れたものの、それでも最後尾で完走するファイトを見せました。
Team HRCライダー両名は、これまでサン・ホワンで戦った経験はないものの、いち早くサーキットのレイアウトを覚えることができれば、ポイントを取りに行ける自信をもっています。
サン・ホワン・ビリクム・サーキットは、アルゼンチンの西側、チリとの国境近くに位置しています。2018年に初めてWorldSBKの舞台となりましたが、同年に竣工されたサーキットでの初レース開催でもありました。全長4.276kmのサーキットは、7つの右コーナーと、10の左コーナーで構成されています。