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WorldSBK 2023
Round 11

第11戦ポルトガル大会に向けて準備を進めるTeam HRC

pt Autódromo Internacional do Algarve

スペインで行われたアラゴン大会を終えて、休む間もなく、2週連続の開催となるスーパーバイク世界選手権(WSBK)第11戦ポルトガル大会が始まります。Team HRCのイケル・レクオーナ、チャビ・ビエルゲの両選手は、ポルティマオ郊外のオートドローモ・インターナショナル・ド・アルガルベ(以下、ポルティマオ・サーキット)に到着。今季ラスト2戦となる今大会に向けて準備を進めます。

第11戦ポルトガル大会に向けて準備を進めるTeam HRC

ホームラウンドとなった前戦アラゴン大会では、レクオーナが決勝レース1で10位、決勝レース2で6位となり、両レースでポイントを獲得。ビエルゲもスーパーポールレースで7位、レース2で8位に入り、ポイントを獲得しました。安定したリザルトを残した両選手は、連戦となるポルトガル大会でさらにマシンのセットアップを進め、より上位を目指す意気込みです。

昨年のポルトガル大会では、ビエルゲが両決勝レースともに8位。レクオーナは決勝レース1で11位になり、それぞれポイントを獲得しました。

ビエルゲは今シーズン10戦を終えて総合ランキング8位、レクオーナは13位です。チームメート2人のポイント差は18ポイントまで接近してきました。Team HRCの両選手は、今大会も最大限のポイント獲得を目指し、総合順位を上げることに全力を尽くします。

ポルティマオ・サーキットは、リスボンから南へ約300kmのアルガルベ地方に位置しています。地中海性気候で、一年を通して温暖で過ごしやすい場所です。サーキット全長は4.592km。右コーナー9つ、左コーナー6つの計15のコーナーで構成されています。2008年に完成し、初の国際イベントとしてWSBKを開催して以来、戦いの舞台として現在まで定着しています。ポルティマオ・サーキットの特徴は、アップダウンに富んだチャレンジングなレイアウトで、常にエキサイティングな戦いが繰り広げられます。


Xavi Vierge
Xavi Vierge 97
Team HRC
アラゴンでのレースが終わった後、2連戦というハードスケジュールにもかかわらず、数日は自宅で過ごすことができました。モーターランド・アラゴンから自宅まで、クルマで行ける距離でよかったです。今大会が行われるサーキットは、ユニークなレイアウトを持つポルティマオです。ウインターテストでは、とても速く走れました。レースペースがよかったので、走りに集中します。テストの際に収集したデータを、今大会は存分に活かし、アラゴン大会と同様にセットアップを進めたいです。そして、上位に近づけるかどうか確認したいです

Iker Lecuona
Iker Lecuona 7
Team HRC
今大会は、自分にとって未知数な部分があります。なぜなら、ウインターテストではそれほど悪くはなかったものの、昨年の大会は苦戦したからです。今大会は、昨年に比べてどう変わったのかをしっかり確認しながら、セットアップを進めなくてはいけません。好きなレイアウトのコースですが、現状ではセッションが始まらないとどんな走りができるのか分かりません。セットアップが順調に進めば、アラゴンのようなパフォーマンスを発揮できると確信しています

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