第11戦ポルトガル大会に向けて準備を進めるTeam HRC
スペインで行われたアラゴン大会を終えて、休む間もなく、2週連続の開催となるスーパーバイク世界選手権(WSBK)第11戦ポルトガル大会が始まります。Team HRCのイケル・レクオーナ、チャビ・ビエルゲの両選手は、ポルティマオ郊外のオートドローモ・インターナショナル・ド・アルガルベ(以下、ポルティマオ・サーキット)に到着。今季ラスト2戦となる今大会に向けて準備を進めます。
ホームラウンドとなった前戦アラゴン大会では、レクオーナが決勝レース1で10位、決勝レース2で6位となり、両レースでポイントを獲得。ビエルゲもスーパーポールレースで7位、レース2で8位に入り、ポイントを獲得しました。安定したリザルトを残した両選手は、連戦となるポルトガル大会でさらにマシンのセットアップを進め、より上位を目指す意気込みです。
昨年のポルトガル大会では、ビエルゲが両決勝レースともに8位。レクオーナは決勝レース1で11位になり、それぞれポイントを獲得しました。
ビエルゲは今シーズン10戦を終えて総合ランキング8位、レクオーナは13位です。チームメート2人のポイント差は18ポイントまで接近してきました。Team HRCの両選手は、今大会も最大限のポイント獲得を目指し、総合順位を上げることに全力を尽くします。
ポルティマオ・サーキットは、リスボンから南へ約300kmのアルガルベ地方に位置しています。地中海性気候で、一年を通して温暖で過ごしやすい場所です。サーキット全長は4.592km。右コーナー9つ、左コーナー6つの計15のコーナーで構成されています。2008年に完成し、初の国際イベントとしてWSBKを開催して以来、戦いの舞台として現在まで定着しています。ポルティマオ・サーキットの特徴は、アップダウンに富んだチャレンジングなレイアウトで、常にエキサイティングな戦いが繰り広げられます。