この日、最初に行われたSPレースは、気温13℃(路面温度22℃)という寒さの中で行われました。前日のスーパーポールでレクオーナは7番グリッドを獲得。ビエルゲは13番グリッドからSPレースに挑み、それぞれポイントを獲得しました。10周で行われるSPレースはポイント獲得が9位までとハードルが高戦いですが、しっかりとポイント圏内でフィニッシュしました。
その結果、レース2はレクオーナが8番グリッドから、ビエルゲは9番グリッドからスタートを切り、このレースでもレクオーナは10位、ビエルゲは8位でフィニッシュしました。
レクオーナは両レースともに好スタートから1分51秒台から52秒台でラップを重ね、ビエルゲもほぼ同じペースで周回を重ね、レース2では、2人はポジションを入れ替えながらバトルを繰り広げました。
デビュー戦ながら、すべてのレースでトップ10フィニッシュをした両選手ですが、表彰台争いをしたグループのペースは1分50秒台から51秒台と2人よりも速く、次戦オランダ大会では、その差を縮めるために全力を尽くすことになります。
開幕戦を終えて、レクオーナは18ポイントでランキング5位、ビエルゲは同じく18ポイントでランキング6位につけています。第2戦オランダ大会は、4月22日~24日にアッセンTTサーキットで開催されます。