Race 2
WorldSBK 2021
Round 3

バウティスタがレース2で8位 2日連続でポイントを獲得する

it Misano World Circuit “Marco Simoncelli”

第3戦エミリア・ロマーニャ大会では、13日(日)にSPレース(10周)とレース2(21周)が行われ、アルバロ・バウティスタ(Team HRC)がSPレースで10位、レース2は8位でフィニッシュしました。チームメートのレオン・ハスラム(Team HRC)は、SPレースで11位、レース2では4周目の2コーナーで転倒しリタイアに終わりました。

バウティスタがレース2で8位 2日連続でポイントを獲得する

エミリア・ロマーニャ大会最終日の日曜日は、レースウイークで最も暑い一日となり、SPレース、レース2ともに30℃を越える猛暑となり、ライダーにもタイヤにも厳しいレースになりました。

前日のレース1では今季ベストとなる6位でフィニッシュしたバウティスタは、10周で行われるSPレースで、9番グリッドからギャレット・ゲルロフ(ヤマハ)、アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)を追撃して10位でした。しかし、SPレースはポイント獲得が9位までとなっており、惜しくもポイント獲得は果たせませんでした。

レース2では、SPレースの結果により11番グリッドからのスタートとなったバウティスタ。オープニングラップは7番手と好スタートを切ります。レース序盤はトム・サイクス(BMW)を追う展開。中盤には追い上げてきたゲルロフに抜かれ、ペースを上げていきます。バウティスタはサイクスをかわしゲルロフを追いますが届かず。後半はレース1で戦ったアクセル・バッサーニ(ドゥカティ)が追い上げてきて、再び2人の戦いとなりました。レース1ではバッサーニを抑えましたが、レース2では逆転されて7位でフィニッシュしました。

チームメートのハスラムは、SPレースではバウティスタを追撃する形で11位フィニッシュ。レース2は13番グリッドからスタートし、オープニングラップ12番手。そしてルーカス・マヒアス(カワサキ)を追いましたが、4周目の1コーナーで転倒しリタイアに終わりました。今大会はレース1のトラブルもあり、いま一つ波に乗れませんでしたが、第4戦はホーム大会となるイギリス大会。巻き返しに挑みます。

Team HRCは、6月21日(月)と22日(火)の2日間、今年初開催となるスペイン・ナバラでテストを実施します。


Álvaro Bautista
Álvaro Bautista 19
Team HRC
今日は昨日より厳しいレースになりました。なぜならSPレースはセットアップに問題があり、その影響で昨日のように速いペースで走行できなかったからです。トップ9に入れなかったので、レース2はグリッドが下がってしまいました。小さなミスでしたが、いいパフォーマンスができなくなってしまい、申し訳なく思っています。レース2はいいスタートを切ることができて、かなりポジションを上げることができました。しかし路面が滑りやすく、ブレーキングとコーナーエントリーで問題を抱え、昨日より苦戦しました。8位はベストを尽くした結果です。やらなければならない仕事があることは分かっています。目標に向かって全力で挑みます。HRCとチームはこのプロジェクトに一生懸命取り組んでいるので、感謝しています。ナバラのテストは、初めてのサーキットを攻略するためにとても重要になってきます。今週末に集めたデータも利用し、引き続き仕事に取り組みたいです

Leon Haslam
Leon Haslam 91
Team HRC
レース2は1コーナーでフロントが流れ、グリーンに入ってしまい、なんとかセーブしようとしましたが、結局転倒してしまいました。レースウイークを通して、いくつか問題を抱えていました。この問題は開幕戦から抱えているものです。これまでのテストではとてもポジティブだったので、少し不思議です。ミサノの週末は理想的な週末にはなりませんでしたが、チーム一丸となって解決策を模索します。ホームレースのドニントンに向けて、数日後にはテストがあります。ドニントンでは今シーズン最初のフィーリングを取り戻せることを願っています

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