レース2でレクオーナとビエルゲがポイント獲得
7月14日(日)、スーパーバイク世界選手権(WSBK) 第5戦イギリス大会のスーパーポールレース(SPレース=10周)とレース2(23周)がドニントンパークで行われました。Team HRCのイケル・レクオーナとチャビ・ビエルゲは、SPレースではポイントを獲得できませんでしたが、レース2ではレクオーナが14位、ビエルゲが15位でフィニッシュ。両選手ともにポイントを獲得しました。
前日のレース1では13位で3ポイントを獲得したレクオーナは、ウォームアップで最後の調整を行い、6列目18番手からSPレースとレース2に挑みました。
午前中に行われたSPレースでは、オープニングラップに15番手へとポジションを上げますが、その後、チームメートのビエルゲ、マイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)を追撃するかたちで17位フィニッシュ。ポイント獲得(SPレースは9位まで)は果たせませんでした。
レース2は序盤から激しいポジション争いとなりました。ビエルゲ、サム・ローズ(ドゥカティ)、ルーベン・リナルディ、ギャレット・ゲルロフ(BMW)、ブラッドリー・レイ(ヤマハ)らと13番手争いのグループを形成しますが、終盤にゲルロフがグループトップの13位でフィニッシュ。レクオーナがそれに続き14位でチェッカーを受け、レース1に続き、レース2でもポイントを獲得しました。
前日のレース1で転倒リタイアに終わっているチームメートのビエルゲは、SPレースは13番手争いのグループに加わり15位でフィニッシュ。レース2は、チームメートのレクオーナと13番手争いのグループの中で15位のチェッカーを受け、ポイントを獲得しました。
土曜日はところどころ青空がのぞきました。日曜日は終日、厚い雲が空を覆い肌寒い一日となりましたが、今大会は3レースともにドライコンディションで行われました。Team HRCとしては、期待したようなリザルトを得ることはできませんでしたが、ドライコンディションで3レースをこなしたことから多くのデータを収集しました。チームは連戦となる第6戦チェコ大会に向けて、その舞台となるオートドローモ・モストに移動を開始しました。
今大会を終えて、レース2でポイントを獲得したビエルゲは26点で総合16位、レース1、レース2でポイントを獲得したレクオーナは24点で総合19位につけています。
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